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私の髪は伸びていく
何度も爪は伸び切った。
見知らぬ人々と出会い
慣れない感情に戸惑っては
思い出せないことも増えていった
何も変わってない。なんてことはない
確実にあれから時はたっていった
何も変わってない。なんてことはない
だけども私は満足できていない
あれから何が変わったといえよう
もしももう一つの道を歩んでいれば
私は私だけを守ろうとはしていなかった
もしも今また過去に戻れるとなったとしても
結局また同じ道を歩むだろうと思う。
あれから何が変わったといえよう
あれから何を変えられるといえよう
私はここにいる意味を必死に探している
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ここ最近頭の中がグルグルしているなぁ
すべて夏のせいにしてしまいたいなぁ
ほらイライラしてモヤモヤがうまれて
いらないものばかり脳みそつまってる
人生どう転ぶか分からんよとニヤつく親父が
この前交通事故に遇ったんだ
昨日のことはいつか忘れてしまうの
ほらもう忘れた忘れた忘れた
親父さんが亡くなった悲しみも
忘れてくの?忘れてくの。
あの頃こうなるなんて思いもしなかったって
こうさせたのはいつだって私なんだって
認めたくなくて認めたくなくて
すべて夏のせいにしてしまいたいなぁ
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楽しそうでいいなと
羨ましがる人も
悲しいことばかりではないはず
楽しそうに笑ってるあなたも
楽しいことばかりではないはず
寂しくなんかない。も
ずっと一人で生きてこれるわけではない
心の余裕次第で
”考え方しだいで世界の見え方って変わると思うよ”
頭では分かっているんだけどな
悩むことを諦めた頃に変わってる自分に気づいてた
そんな過去があったならば
また変われるはず
って少しだけ自分を信じてみてもいいかもね
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何事も怖いときは無意識にブレーキをかけてしまうもの
何の躊躇いもなく入り込めるほど世界は平和ではないから
今はねお願い深いところまで入ってこないでね。
そりゃあ私だってできることならば笑っていたいわ
愛し合うって素敵なことよね信じてないわけではないのよ
でもでも
今のこの世界はどうしようもなく薄暗い
光が差し込むのはもう少し時間がかかるみたい
だからねお願い深いところまで入ってこないでね
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最後を恐れて前に進めないのなら
いっそ始めてしまわなければいい
でも此処でいいの?ここで終わっていいの?
もっと見たことないこと待っていないの?
一歩、一歩と言えない一歩。
足をズラしてみて
いつかこんなところまで歩いていたんだと
堂々と背筋を伸ばして立っていたいの
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助けてと言えなかった
どうしてどうしてどうしてどうして
それはもうとっく遠い昔の話
今でも耳から離れないんです
言葉がベッタリとこびりついて
後ろを振り向けばお腹に手を当て立っている
すすり泣く声で
「弱くてごめんなさい」
もっと素直でいれたならもっと守れる力があったなら
無意味な嫌悪感が溢れ出す
どうしてどうしてどうしてどうして
無意味な無意味な無意味な
悲しく考えてしまう時間がふとした瞬間に
溢れ出す。
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あーきっと君は何も分かっちゃいない
そういってる僕も頭の中がスカスカしてるよ
何かを感じてそれが正解じゃなかったとして
誰が責めてくるんだろう
きっと敵だけじゃない笑ってくれる人もいるよ
悪いことしたら一発殴ってください
それから何がいけなかったか考えるから。
あーきっと僕は何も分かっちゃいない
澄ました顔してる君の頭の中は知ったこっちゃない
知りたいなぁ知りたいなぁもっと世界を
知りたいなぁ知りたいなぁ君をもっと
ぶち破りたいなぁ弱さだけでできた壁を
忘れたくない忘れたくないなぁこの気持ち
文字に残しとこうそうしようそうしよう
あーきっとまだまだ僕は分かっちゃいない
あーきっとまだまだ君の頭の中もスカスカしてるよ
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感情がまるで頭の上をさ迷っていて
帰って来いと呼んでは見るものの
ただ生ぬるい温もりだけが僕にひっつく
恋とか愛とかそれはもういっぱい向き合った結果
苦しい気持ちにならないように僕の瞳はまるで魚
あぁなんてことだ緊急事態だ
甘いはずのもの口に運んでも何の味もしなかった
君って君って美味しくない
君って君って暖かくない
なんてことだ大変だ大変だ。
情熱よ帰って来いと呼んではみるものの
ただ冷たい隙間風が僕にぶつかり去るだけ
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頭の中にある細かい欠片
その名は様々に散らばっていた
残像が集まり瞳閉じても
浮かんで消えないよ朝になっても
嫌なものは全部この手に収めてさ
丸めてどこか遠く飛ばせたらいいな
見つめたものに裏切られたり
今までずっと心は変わり
それでもきっとまだ期待してんだ
信じていたい今に必死なんだ
どうしようもなくバカらしくって
たまらない瞬間逃げ出したくて
そんな日々もいつか意味があったと
噛み締めた瞬間僕は変われるの
欠片を取り除く努力はもうやめる
新しい朝と共にして歩もう
色々な想い強く抱きしめ
欠片鋭く突き刺さろうと
それでも今を信じていたいんだ
見失わないで握っていたいんだ
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会いに来たよ当たり前かのように目の前現れて
愛が来たよ当たり前かのように受け止めてくれた
ここでタバコふかす私を君は黙って灰皿とって渡すから
甘ったれた感情を煙と一緒に吐き出したくて
大袈裟に深いため息ついてみた
このままで言いわけないよね
分かってるけどもう悲しみに暮れるのは嫌
難しい話はよして黙ってそばにいて
とりあえずこの夜は煙たい部屋で二人きり
一緒に朝を迎えましょう