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46の部屋


[3] 聴こえない叫び
詩人:46 [投票][得票][編集]

あなたは語る私の知らないところで
あなたは笑う私のいないところで
世界は回る何千世帯と回ってる
今日また音もせずに死が訪れた人がいる
今日また生まれてきたよって声が聴こえる
感情論を溢れさせてよ真っ暗な闇の中で
何がおかしくて笑っているんだ
お腹を抱えて痛いって
何が不満で泣いているんだ
悲しみが枕に染み渡っていく
思いどおりにいかなくって
ただただあなたを傷つけた日々を
私は今日も抱えて生きていく
思いどおりにいかなくって
こんなことになってしまったよ
あぁ胸の奥がチクチク痛くなってって
それでもあぁ。
今日も生きてくんだね生きていくんだね
私もあなたも歩いていっていくんだね。
誰にも分からない道を
別々の
道を。

2014/06/20 (Fri)

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