詩人:46 | [投票][編集] |
真夜中の静かな風の音
ここには深い深い夜があって
あなたの姿が見えなくても
ここにはほら同じ月の下で
あれからどのくらいたったんだろう
あれから随分たったんだろう
なんてずっと考えてばかりいたらさ
月にまた置いてかれてしまうんだ
忘れたいことを忘れないで
痛いくらいに握り締めたら
優しく心に染み渡ってく
言い聞かせて信じていた
目に見える溢れた心の叫び
希望に寄り添っていたい
明日が怖くて泣かないよ
明日のために泣くんだよ
戻りたいなんて思わないで
痛くなるほど今見つめたら
優しく心を撫でて微笑む
言い聞かせて信じていた