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46の部屋


[44] 他にない幸せ
詩人:46 [投票][編集]

当たり前を雑に扱っていたら
それは本当に突然にパッとなくなったもんだから
しばらくの間深く深くあいた穴を眺めても
現実を受け入れなかったよ
もう元のように
塞がることはないと分かったとき
何で埋めようとかそんなこと考えるのにも時間がかかった

少しの間だけ、でもさぁ?いつまでだろう
ポツンとあいた闇に背を向けて知らんぷりする時間は
許されますか

かわりの感情はなくて
似たような幸せもなくて
とても地味に胸が苦しくなるけど

こんなかけがえのないものを今までもっていたんだと気づいたよ
時間をそばにいる人を大切にしなきゃ思ったよ

いつも怒られてばかりだった
いつも教えられることばかりだった

ありがとう。


2017/09/03 (Sun)

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