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46の部屋


[46] 色彩感覚
詩人:46 [投票][編集]


どこかで笑う声がした
それは僕に向けたのか
自意識過剰を手ではらって
自惚れるなとひっぱたいて

未来に訪れる幸せってもんが
仮に過去の悲しみ超えさせたとしても
こぼしてついた汚れた服みたい
染み付いて消えはしない

アスファルト踏みつけて
あれここどこだ迷った先
想像のつかない世界が待っている
真っ白な心がないのなら
何色に染まったって
もう何も怖くない、そうだろう

急ぐ足音が聞こえた
そこは求める君の居場所か
理想と現実の間が
合わさる瞬間をただ夢みて進め
過去に抱いた不幸せってもんが
仮に笑うことの邪魔をしてきても
白い紙に触れた絵の具みたい
染み付けて消させはしない

アスファルト突き進んで
あれここどこだ迷った先
想像のつかない喜びが待っている
真っ白な心がないのなら
何色に染まったって
その色は君のもの、そうだろう

2017/09/21 (Thu)

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