詩人:46 | [投票][編集] |
どこかで笑う声がした
それは僕に向けたのか
自意識過剰を手ではらって
自惚れるなとひっぱたいて
未来に訪れる幸せってもんが
仮に過去の悲しみ超えさせたとしても
こぼしてついた汚れた服みたい
染み付いて消えはしない
アスファルト踏みつけて
あれここどこだ迷った先
想像のつかない世界が待っている
真っ白な心がないのなら
何色に染まったって
もう何も怖くない、そうだろう
急ぐ足音が聞こえた
そこは求める君の居場所か
理想と現実の間が
合わさる瞬間をただ夢みて進め
過去に抱いた不幸せってもんが
仮に笑うことの邪魔をしてきても
白い紙に触れた絵の具みたい
染み付けて消させはしない
アスファルト突き進んで
あれここどこだ迷った先
想像のつかない喜びが待っている
真っ白な心がないのなら
何色に染まったって
その色は君のもの、そうだろう