ホーム > 詩人の部屋 > 46の部屋 > ずっと、さがしてるもの

46の部屋


[60] ずっと、さがしてるもの
詩人:46 [投票][編集]

音に出せば消えていく
そんなものは形などなくて
不安定で不確かで
なかったことになんて一瞬でできたりする

それでも残るものがある
それはあなたの笑顔だったり、あたたかい手だったり
少し悲しそうな顔であったり
ごめんねって発したあとの俯いて見えた頭のてっぺん

それはどれも静かで当たり前な時間だった
当たり前だと思い込んでいた時間だった。

確かなものはこの世にいくつあるだろう
確かなものとして胸に抱えていたいものほど
目に見えない、映らない

大人と呼ばれる年齢に気づけばなっている私たちは
確かに昔と比べて物事を考える器が大きくなった人間なった気がするよ

でも、でも子供の頃からずっと探しているものが
今でもはっきりしないのはどうして?

どうして。





2019/01/19 (Sat)

前頁] [46の部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -