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Mourir fascinéの部屋


[1] 羨望の手
詩人:Mourir fasciné [投票][編集]

過去から不意に下りた手が
触れた髪を撫でる
僕にはできなかったこと
だめになってしまったこと
その手が二人で
歩いていってね、
僕にはできなかったこと
二度と届かない場所。

2010/10/08 (Fri)

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