| 詩人:ワタナー | [投票][編集] |
自分の人生になんて期待しない
歴史に名を残すこともなく
ご先祖様と同様に忘れられてしまうのだろう
今俺が死んだとして
世の中は変わるのだろうか
今俺が生きたとして
世の中は良くなるだろうか
百年後に俺はいない
それは逃げられない事実で
死にたくないと願ったって無駄なこと
そうやってそうやって
みんな生きるなら
そうやってそうやって
みんな死ぬのなら
生まれなくても良かったんじゃないかな?
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「諦めない」「逃げ出さない」
それは称賛され
「諦めよう」「逃げ出そう」
これは卑下される
なぜ諦めない事が良い事なのか
なぜ逃げ出さない事が良い事なのか
それが社会の美徳であり規則であるように大人は言う
諦めちゃいけない
逃げちゃいけない
諦めるのは愚かではない
諦められない方が愚かだ
逃げ出すのは愚かではない
向き合いたくないのなら向き合わなければいい
なぜそこで我慢する
なぜそこで頑張る
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こうしてオイラが詩を書いている時も
あの子は彼氏とイチャついているんだろう
オイラがどんなにあの子のことを想っても
あの子は彼氏に「大好き」って言葉を呟くのだろう
オイラが泣いたってあの子は慰めてくれない
あの子が泣いたらオイラは泣いてしまうのに
あの子には彼氏がいて
オイラには誰もいない
こうして独り言を呟いても誰も聞いちゃいない
こうして独り言を呟く間も
あの子は彼氏に愛の言葉を呟くのだろう
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愛とか恋とか人生とか
悟ったふりして語ってる
喧嘩なんてしたことないくせに
毎日シャドーで鍛えてる
恋人なんていたことないくせに
デートの予定立ててみる
カラオケなんて男としか行かないくせに
ラブソングの練習している
だれかが言ってた
人間は平等だ
だれかが言ってた
人間は自由だ
だれかが言ってた
夢を持て
だれかが言ってた
人と人は支えあってる
偉い人たちはそう言うんだ
俺は偉くないから分からない
こんななら
偉くなんてなりたくないよ
俺は叫んだ
平等ならおまえは黙れ
俺は叫んだ
自由なら俺にしゃべらせろ
思ってるだけ
そう 思ってるだけなんだ
俺ってすごくね?
とか一人で思ってるんだよ・・・・
寂しいなぁ〜
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愛とか恋とか言うな
そんなものただの言葉だ
俺はただお前と一緒にいたいだけ
愛なんかじゃない
恋なんかじゃない
そんなこと言わないでくれ
この気持ちをそんな言葉でくくらないでくれ
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明日はデートだ
今夜は眠れない
あの子は今頃何してるのかな
明日はあの子を独り占め
寝ても覚めても夢のよう
ドキドキバクバク
心臓が破裂しそう
ときめきわくわく
俺の胸が騒ぎ出す
あ〜今夜は眠れない
明日の目標『手をつなぐこと』
あの子を思うと息子が暴れ出す
財布の中にはコンドーム
ドキドキバクバク
心臓が破裂しそう
ときめきわくわく
俺の胸が騒ぎ出す
あ〜今夜は眠れない
あ〜今夜は眠れない
zzzz・・・
・・・・寝過ごした・・・
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どんなにどんなに頑張ったって
どんなにどんなにお金を積んだって
どんなにどんなに願っても
君のハートは買えないんだ
どんなにどんなに叫んでも
どんなにどんなに祈っても
どんなにどんなに待ってても
君のおっぱいは買えないのです
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残酷だなんて言わないでください
悲惨だなんて言わないでください
ここはあなたたちの世界とは違うのです
家族がいて帰る場所があって食べ物がある
あなたはそれが当たり前なんでしょう
私たちの事を哀れまないでください
生まれてからなにもないのです
だから哀れまないでください
あなたに同情されてもちっとも嬉しくありません
私が死んでも悲しむ人はいないでしょう
私が生きても喜ぶ人はいないでしょう
それでも私はここにいます
死んだ方が楽なのに
死んだ方が世の中のためかもしれないのに
羨ましい
私もあなたのように夢を持ちたい
私もあなたのように恋をしたい
私もあなたのように頑張りたい
私もあなたのように笑いたい
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600の詩はそれぞれ意味を持っている
だが私を詩とするなら
それは600の詩すべてを指すのだろう
詩というのはひとつひとつ違うものだが
元々はひとつだったのかもしれない
私が綴ったという事実は600の詩全てに共通している
全て私が思ったこと
なら全ての詩を繋げれば私を綴ることができるのではないだろうか
このまま詩を綴り続ければ私は私という人が分かるような気がする