詩人:ワタナー | [投票][編集] |
あ〜ぁ姉貴が欲しい
姉貴がいれば恋の相談なんかできたかな
姉貴がいれば年上のお姉さんとお友達になれたかな
あ〜ぁ兄貴が欲しい
兄貴がいれば毎日遊んでくれるかな
兄貴がいれば親の言う事聞かなくていいのにな
あ〜ぁ妹が欲しい
妹がいれば毎日かわいがってやるのにな
弟はいらない
なんだあれ
彼女なんか作りやがって
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始まり
それがどこで
終わり
それがどこで
回る世界に終わりはない
回る世界に始まりはない
止めどなく流れる時間の渦
いつの間に元の位置に戻っている
私は今何周目の世界にいるのだろう
私は何回死んだのだろう
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まだ温かい
脈打つ首の感触
白く細い首の感触
両手を差し出しやさしくやさしく首を絞めた
痛くないよう苦しくないようやさしくやさしく
ああ 命が終わるんだ
私のこの手が命を摘み採るんだ
君は涙も流さず静かに眠った
「ありがとう」
私は涙ばかりが流れ
君の首の感触が段々薄れていくのが
君の生きてる証が消えていくのが
怖くなって怖くなって
ただただ涙を流した
冷たい君
もう君は目覚めない
最期の言葉だけがいつまでも私の命に響いてた
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ずっと一緒だよね
そう素直に言えた日が懐かしい
愛情に似た友情?
友情に似た愛情?
そんなのどうだってよかった
会えば遊んで
会えば笑って
会えば喧嘩して
会えば楽しい
毎日一緒だった
まるで家族のよう
自然にそこにおまえがいて
自然にそこに俺がいる
毎日同じ顔を合わし飽きずに繰り返す
今はもう話すらしない
会う事もない
やがて名前を忘れ
顔を忘れ
お互い幼馴染みと知りながら
まったく別の生活を送る
かすかな俺の心の幼い部分
またあの場所で遊びたい
いつまでも一緒だって約束した
いつまでもわがままに泣いている
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「明日は遠足です。今日はゆっくり休んで明日にそなえましょう」
「先生!バナナはおやつですか?」
「バナナはバナナです」
「そっか!じゃあ苺パフェはおやつですか?」
「デザートです」
「じゃあ恋に歳の差は関係ありますか?」
「関係ないです。むしろ恋と私は関係ないです」
「なんで人は傷付け合うんですか?」
「みんなシャイなのですよ」
「先生!明日晴れる?」
「う〜ん、どうだろうね。晴れるといいね」
「晴れたら鬼ごっこするんだ!鬼様ぁ〜!お許しくださいぃ!あぁっ!そこだけは!そこだけはぁっ!そんなに激しく責めないでぇ!!!」
「晴れるといいね」
「あした行く動物園ってどんなところですか?アフリカですか?」
「違います。日本です。でもいっぱい動物さんがいます」
「ホント!?楽しみだなぁ!雌犬や雌豚はいるのかなぁ」
「みなさん、明日は遠足だから今日は早めに寝ましょう」
「先生!今日は早く寝れません!妻が寝かせてくれない!」
「じぁあ寝なくていいですよ」
「そんなぁ!ひでぇぜとっつぁ〜ん!」
「そういえば、最近風邪が流行ってます。みなさん、うがい手洗いをきちんとしましょう」
「いやです」
「じゃあ死ね」
「先生!それは酷いです!もっと酷い言葉で責めてください!!」
「Mですか」
「先生!いや、女王様!その教鞭で私めを」
「明日晴れるといいですねぇ」
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私メリー今駅にいるの
私メリー今家の前にいるの
私メリー今玄関に・・・あっちょっと なにすんのよ!来ちゃだめだって、これじゃ怖くないじゃない!あっ押すなぁ!触るなぁ!あ〜鍵締めるな!入れないじゃんかーっ!!