詩人:ワタナー | [投票][編集] |
荒野のような街の片隅
うずくまる私に
触れたのは温かい心と肌
光が痛い
差し伸べたのはぬくもり
音もなく光もない世界
あなたの肌の温かさだけが真実だった
顔は覚えてないの
名前すらも分からない
ただあのぬくもりが残る
夢だったのかな
夢でもいいや
またあなたに会いたい
また抱き締めて
捨て猫のような私に
またぬくもりを教えて
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ざまぁみろ
それがオイラの口癖
独り言のように呟く
探し物を見つけた時や問題が解決しときなんかに言う
過去の自分に言う
成長した自分はお前より優れてるって
そんな事もできないのかって
罵倒する
それと同時に思う
一分後の自分に罵倒されて悔しい
だから成長する
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素直になれなくていいじゃん
普通やってればいいじゃん
かっこつけてもいいじゃん
勘違いでもいいじゃん
好きになったっていいじゃん
なんとなくでもいいじゃん
楽したっていいじゃん
醤油かけたっていいじゃん
たまにはマジもいいじゃん
いいじゃんっていいじゃん
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私は猫が嫌いだ
あの泣き声 鋭い目 研ぎ澄まされた爪
内に隠した禍々しい狂気
可愛い等と抜かす輩の気が知れない
私の家の近所には猫が多い
それゆえ私が近所に散歩しに行く時は細心の注意を払う
いつ何処から襲ってくるか分からない
散歩は常に命懸けなのだ
運悪く猫と出くわしてしまったら
その時は笑顔を作り敵意がないことを示したほうが良い
下手に刺激して怒らせてしまったら大変なことになる
この間も友人が猫を怒らせて顔を引っ掻かれたと言っていた
その時はそれだけで済んだのだが
下手をしたらあの研ぎ澄まされた爪で首を切られかねない
そこで私は散歩の時に煮干を持ち歩くことにしている
猫に出会ったら与えるのだ
そうすれば猫に嫌われることもなく安心して散歩が出来るのだ
だが予想もしなかったことが起きた
私が散歩しているうちに猫がなついてしまったのだ
後ろからぞろぞろと猫共が付いて来る
足音もなく忍び寄ってくる
いつ襲われるかとハラハラしながら散歩をする
こんな事になろうとはだれが予想できただろうか?
・・・つづく
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擦り切って
ねじ曲げて
ただほっといて
笑ったって
信じれるモノの一つも持ってない敗者が生まれちゃ意味がない
凌ぎあって
努力して
ただ頑張って
笑ったって
理由もない夢追いかける人はどこまでだって生きていける
光と闇があれば
その先にいる自分と向かい合え
勝ち負けよりも大事なもの
それは自分の中にある
いつか見つかるその想いに
自分自身を磨いてみせる
正しさを祈りながら
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キラリ星の雫
ふわり朧月
こんなに綺麗な夜の空
心のアルバムをめくる
中には星を追いかける儚い夢
中には朧月のような淡い恋
思い出の終わりを見ているようで
頬に流れる星の雫