詩人:ワタナー | [投票][編集] |
縁側で昼寝してる
みかんを頬張る
あたまに乗ってみる
毛糸と遊んでる
屋根の上
空に向かって
口を大きく開く
またまるまって眠るだけ
しおん
しおん
しおん
ずっと一緒にいよう
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きみも一度は考えたことあるだろ?
自分以外の者には
命がないんじゃないかって
きみも一度は考えたことあるだろ?
自分だけが知らなくて
他のみんなは知っている
自分の行動はいつも見張られていて
家族も友達も
みんな自分をハメてるんだって
きみも一度は考えたことあるだろ?
自分は絶対死なないって
死なんてイメージがわかないから
このままいつまでも生きてくのではないかって
そんなことはないんだ
みんなちゃんと命があって
誰にも見張られてなんていないし
誰だって死ぬんだ
分かっているんだ
分かっているけど
こんなこと考えてるってことも誰かに観られている気がして仕方ないんだ
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自分の中には何があると思う?
自分って体のこと?
自分って脳みそのこと?
自分って心のこと?
自分っていうのはない
ない
なにもないんだ
今まで自分だと思っていたものが
自分ではない
粒子が自分か?
細胞が自分か?
自分っていうのは
相手がいての自分だ
みんながいての自分だ
自分ってのは
部分のことを指すんだ
ひとつじゃない
自分ってだれ?
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俺、童貞の時と
今とだったら
童貞の時のほうが絶対良かったって思う
毎日毎日
好きな子と
ヤる事ばかり妄想して
夢ばかり見ている
そんな退屈でも
夢見てヌけた日々
当時は童貞が恥ずかしかったけど
今なら童貞もそうじゃなくても
あんまり生活は変わらないと思う
ヤったらどんなふうに世界が変わるのかなぁ
とか想像してた時のほうが楽しかった
セックスなんて童貞が思ってるほど
いいもんじゃなくて
ホント、1人でやったほうが俺は好き
だから
童貞の人は
今ある自分を大切にしてほしい
俺みたいに焦んないでほしい
童貞ってだけで引け目感じてる自分が情けなかったから
だから
童貞だっていいんだ
俺も気持ちだけは童貞のまま
毎日夢見て生きていくさ
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今日は何もしていない
青空を眺めていただけ
秋の澄んだ青空に
鴉の影が過ぎる
黄金色に揺らぐ
オイラの稲穂の波
風はすっかり冬景色
オイラは季節外れの海水浴
ただ立っているだけだけど
オイラの目に映る
自然や街は
いつもオイラなんか
気にかけてくれなくて
鴉くらいしか
オイラを見ていてくれない
なにかあったはずだ
なにかあったはずだ
オイラにもなにかあったはずだ
今じゃ鴉すら
オイラを見てない
冬になって
オイラは用なし
この田んぼも
埋め立てられる
今度は煙になって
宙を舞い
風に乗って
世界中を見てこよう
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私は死を経験したことがない
死は平等だ
きっと私も死ぬだろう
だが
どこかで
自分は死なないのではないか
自分は永遠に生きていくのではないか
そんな気持ちを持ってしまう
これは人として当たり前の事
これもまた平等だ
だが周りの人の死が
これを変えていく
いつか自分は死ぬ
そう思えるようになり
やっと一生懸命に生きる事ができる
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ヤりたいけれど
ヤれないこともある
でも
ヤりたいときに
ヤれちゃうヤツに憧れる
オイラだって
上手くいけばヤリチンになれるかも
オイラは自慢できるようなんじゃないけど
でもオイラは
家でひとりシコシコするのなんて嫌なんだよ
オイラの背中が語ってらぁ
もう慰めるのは疲れたよ
お願い誰か慰めて
オイラがヤリチンなら
オイラがヤリチンなら
きっとオイラは
自分の背中を見て
もう疲れたって思うのだろう
抱いたって
抱かなくたって
きっとオイラは満たされない
ヤリチンだって
童貞だって
きっとオイラは疲れているんだ
オイラを満たすのは
女なんかじゃない
オイラを満たすのは・・・
ただの愛かもしれない
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僕の彼女はヤリマンだった
僕の彼女はヤリマンだった
僕の彼女はヤリマン だった
2人でいるときも
みんなでいるときも
春でも夏でも
キミはいつもムラムラしていて
毎日が発情期だった
オイラのアソコが目当てなのか
オイラのアソコが目当てなのか
アソコだけが自慢のオイラ
オイラの初めてを返しておくれ
でもヤリチンにはなってみたいなぁ
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この詩で350発目
ここで詩を書き始めたのが約1年と9ヶ月前
自分の成長を見ているようで
自分の詩を振り返ると
当時の自分がそこにいるような気がして
バイトもしてたし
恋もしてたし
勉強もしてた
詩って素直だから
その時の心の中が手に取るように分かるんだ
そんで
俺の詩って思った事 そのまま書くから
この時は楽しかったんだな
あの時は辛かったんだなって
つい昨日書いたような
そんななんだ
だから詩ってやめられないし
やめちゃうと
昔の自分を忘れちゃいそうで
まぁ、いつかは詩が書けなくなる
永久になんて無理だ
でも
詩を書いた時の自分がいる
その時の自分は
いつまでも詩を書き続けるだろう