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ワタナーの部屋


[305] 凄腕girl
詩人:ワタナー [投票][編集]

砂漠






何もない
心が荒む
ただの砂の海
広い黄色
太陽が悪魔に見える


銃を持ち
砂漠かける少女
見つめる先500m
陽炎に揺れる標的目指して
弾丸飛ばす

汗を拭い
太陽の下
ただ虚しい音が響く

赤が砂に溶ける

少女は顔色一つ変えず

砂漠を去って行く



2006/06/26 (Mon)

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