今日も空が真っ赤に染まるそれが僕には分からなくていつまでもボールを追いかけていた影が長くなるにつれ友達が一人また一人と帰って行った最後に残ったのは1つの影それもまた校舎の影に隠れてしまってみんな姿を消す夕月が見守る僕の帰路校舎の窓に映るのは赤く輝く夕焼けだけ
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