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ワタナーの部屋


[465] 七色
詩人:ワタナー [投票][編集]

薄暗い昼下がり

街がびしょ濡れの散歩道

小鳥は鳴かないし
猫は縁の下でご機嫌斜め

屋根から落ちる雫だけ
楽しそうにリズム刻む

憂鬱なオイラに陽の光はない

濡れたオイラは泣いているのか

涙か雨かも分からない雫が頬に伝わり

オイラも楽しくリズム刻む

七色の雫に歩幅あわせ

びしょ濡れの街を一人歩く

2007/03/22 (Thu)

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