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ワタナーの部屋


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詩人:ワタナー [投票][編集]

まだ温かい
脈打つ首の感触
白く細い首の感触

両手を差し出しやさしくやさしく首を絞めた
痛くないよう苦しくないようやさしくやさしく

ああ 命が終わるんだ
私のこの手が命を摘み採るんだ

君は涙も流さず静かに眠った
「ありがとう」
私は涙ばかりが流れ
君の首の感触が段々薄れていくのが
君の生きてる証が消えていくのが
怖くなって怖くなって
ただただ涙を流した

冷たい君
もう君は目覚めない



最期の言葉だけがいつまでも私の命に響いてた

2007/06/21 (Thu)

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