詩人:ワタナー | [投票][編集] |
「先生、先生はおばけっていると思う?」
「うーん、分からないなぁ、でもいないでほしいかな。怖いもの」
「その歳まで独身ならある意味恐いもの無しですけどね」
「ほほう、どういう意味でだ?」
「怒った先生はおばけより怖いですね」
「そうよ、おばけなんて怖くないわ!」
「本当に恐ろしいのは男の人に相手にされない現実ですもんね」
「てめぇ、子供だからって殴らないと思ってるのか?」
「そんな〜、私Mだから殴られても悦びますよ〜」
「そっか」
「そうですよ」
「生徒ちゃんは好きな人いるの?」
「いますよ〜!もう結婚の約束もしてます」
「そうなんだ〜」
「だから先生も頑張ってくださいね?」
「いや、別に負けてる気はしないし、君7歳だし」
「でも先生は生徒を好きになったりしないんですか?」
「私はならないなぁ」
「そーなんだー。官能小説なんかには、禁断の生徒と先生の恋があるのになぁ」
「それってフィクションだからじゃね?官能小説だからじゃね?」
「でも禁断の恋って萌えますよね?」
「賛同しかねるなぁ」
「私はそんなことしませんけどね、ペドなので」
「その歳でペド野郎かよ」
「冗談ですよ」
「冗談だからイイっていう問題じゃないからね」
「そんなぁ先生、私はただ先生の幸せを願っているだけですよ」
「今までのやり取りであなたの誠意が全然伝わってこなかったんだけど」
「またまたぁ、じゃあ体で誠意を伝えます!」
「・・・百合?」
「肩揉んであげます!」
「ありがとう〜」
「毛が生えたらタワシ洗いしてあげるね」
「・・・前から思ってたけど、あなたってどこでそういうの覚えてくるの?」