いつも 明るく笑って話しかけてくれる君を

傷つけて 別れを告げて 悲しませて

君の

君の 泣き声を聞きたくなかった

また 気持ちが 揺らいでしまうから

バイバイ…
言った先から君は泣き出した

帰ったら電話するから…

涙がつたう君の頬にキスをした

涙の味がした

見失うなよ
でも
見失う

自分の中にいくつもの自分が己を確立してやがる

俺に
己に
収拾つかないこと

きっと
他人には無理さ

あな　恐ろしや　ペルソナ　

雑居ビルの路地
蓋も閉まらないで生ゴミの溢れているポリバケツ
しょんべんクサイ壁に額をくっつけて食事中のノラ
俺のように酔っぱらって鼻も利かないのか

廃ビルの湿った階段に寄りかかって座り目を閉じる

見たい夢は
別れたカノジョと安いラブホテルのベッドでフザケ合ってる昔の記憶

ニタニタしながら 俺は カビ臭い手すりに頬寄せて眠る

涙 流した あと の

まつげをふせた

きみの瞳の

青い 青い 陰

あの日の 君 は いつもと 違う 新しいシャンプー の香り 漂わせて

そして

いつもの わがまま な 君 じゃなく

俺 も いつもより 優しくなれた

別離の予感

別離の予感 を 感じていたのは

君 だけ じゃなかった

　睡眠 水泳　
（suimin swimin）

夜毎 世事 余言

来る 狂う 空得る 繰る 喰うる

掌中 焼酎

酔い 宵い

頭脳麻痺 真？否？

オヤスミ オヤスミ

　水泳 睡眠
（suimin swimin）

夢の中

普段 明るく 楽しく 振る舞っている

君の

君の涙は

なんて 悲しいんだろう

君に もう一つ 顔があったなんてね

知らなかった



僕に ケータイの中身を見られて

君は 変わった

そして 僕も

君の前では 石 のように 固まってしまう

何もする気がしなくなるんだ

怖くて

大人って

素直じゃない

認めたくないって
思った事
認めない



例えば

君が 心 動かされた 文字に 言葉に

いやいや…まだ 甘いな
と…舌打ちする 貴方

貴方