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「…彼氏の事はもう、もういいんです…」
笑っている表情の瞳から 拭っても拭っても 止まらない涙を どうしようもできずに また素手で 涙 拭う君
大好きな彼氏を思って
涙 流せる君が 羨ましいって思った
涙 流れるほど 誰かを好きになれる 君 が
涙 流れるほど 彼氏を好きな 君 が
とても
とても 羨ましく 思えた
僕には もう 誰かが好きで 流せる 涙 は 無いから
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ゆうべ、玄関先で寒いのに、しばらく話しをさせて家に上げもしないで帰してしまってごめんね。
俺はゆうべプレゼント受けて、俺からのプレゼントを渡したら、今後一切二度と会わずにメールもせずに君が彼氏とうまく行く事を祈ろう…と決めていた。
…なのに、彼氏とはもう元に戻れない…そんな言葉…
俺は君をほっとけない…君に君らしく居て欲しく願う。
だからまた、この君の闇を振り払うまで付き合ってやる。
苦しい事、悲しい事、なんでも俺が聞いてやる。電話でもメールでもいつでもいいから。
だから
だから、もう泣くな。
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今 この冬 初めての雪が 降り始めた
ちらちら と 風にあやつられ 舞う 初雪
君と一緒に見たかったな
叶わない想いのたけ
気持ちだけ乗せて 君に メール 送った
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傷を癒すのに時間は必要です
友の言葉も時には大きな支えとなります
疲れた身体を休めるには温浴が効果的です
心の穴を埋めるのに恋のひとつも気晴らしになる
失くしたモノの大きさや数を数えあげるより
これから得るはずのモノを夢えがく事のほうが きっと 大切で
生きているのなら 自分のもてる チカラ の限り 生きていくのが あなたらしさでしょう
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久しぶりに会った彼女は 少し塞ぎ込みがちな姿勢で 上目使いで俺を見て
「…今夜、泊まっていっていい?…」
俺は断る理由も思い浮かばないまま 「ああ」 そう言うしか なかった
何 話すでも無く 時間だけが過ぎ 眠りを二人につれてくる
いつも通り?に 俺は寝具を二人分 並べて用意した
床についた二人
やはり何 話すでも無く 俺はうとうとしかけてた 不意に君が
「そっちの布団に行っていい?」
俺は何も言わずに彼女側の布団の端を空けた
そーっと 彼女は俺の傍に寄り添って
何故か
何故か 俺は自然に彼女の頭の下に うでまくらをした
やっぱり 何 話すでも無く 時間だけ過ぎていく
腕もしびれ始めたころ しびれた腕に 冷たい何かを感じた
君が泣いていた
声も出さずに
泣いている理由が知りたかったが 聞かなかった こんな時に限って 優しい言葉の一つもかけられない俺は ただ
うでまくら をしてやるだけしか できなかった
うとうと眠りかけて はずれかけた うでまくら
君を起こさないように 俺は 君の頭を引き寄せて
また
うでまくら
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僕は 君のそばに寂しさを 植え付けておきたい
そうすれば きっと いつでも 君は
僕を必要としてくれそうな 気がするから
僕は 君のそばに僕を置いておきたい
そうすれば いつでも 君が必要とする時 僕に会ってくれるから
君のそばに置いてほしい
君がそばに居てほしい
僕は君がほしい
君がほしい
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秋の終わりの空は
なんて
なんて 青いんだろう
秋の終わりの雲は
なんて
なんて すがすがしいんだろう
秋の終わりの風は
なんて
なんて 懐かしいんだろう
決して
決して 誰かに 何か 求めて
空は 雲は 風は
存在していない
決して 決して 求めてはいないのだ
俺も
空に なりたい
雲に なりたい
風に なりたい