詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
『俺はお前の事を愛している!』
そう言っても信じてくれないかもしれない。
お前は、ただの冗談だろう?と言うだろう。
そんな風に言われたくないから、俺はお前への想いに蓋をする。
そうすれば、ずっと友達で要られる。
ずっと近くに居られるだろうから。
いつの日か訪れるだろうか?
この恋を想うだけじゃなくて、受けとめてくれる誰かが…。
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遥か彼方まで続く宇宙(ソラ)
光り輝く沢山の
星達。
今は遠いそんな星達にも、いつかは高く伸ばしたこの手が…届くだろうか?
それは果てしなく遠い未来なのか?
それとも…近い未来の事なのか?
それは誰にも分からない、明日からの見えない未来のお話し。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
窓の外。
地上へと降り仕切る君達。
朝からずっと眺めている。
時間は経っているはずなのに…何も感じない。
何も考えられない。
真っ黒な空から君達が降りて来る時はいつもこんな感じだ。
何もする気になれず、ただ、ボーっと1日を送るだけ。
時々アクビをしながら、窓を伝い落ちる君達を眺めている。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
貴方のぬくもりが忘れられないの。
私を抱き締めてくれた貴方の腕が忘れられないの。
私の唇に触れた貴方の柔らかな唇が忘れられないの。
貴方の優しい声が忘れられないの。
私は降り仕切る雨の中に…佇む。
大好きだった…
愛していた貴方のぬくもりを想いと一緒に、洗い流したいから。
雨に当たれば、この涙を誰にも見られる事はないでしょ?
そしたら私は次の新しい恋に歩き出す勇気が持てるだろうから。
だから今だけ。
おもいっきり。
泣きます。
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恋とは不思議だ。
人を綺麗にし、
人を盲目にし、
人を惑わし、
狂わせる。
そして、時には
愛し過ぎて
束縛し、暴力を振るう事で自分の愛を伝え様とする歪んだ愛まで有る。
そうする事でしか愛せない人。
そうしなくても愛せる人。
人とは何とも愚かで、寂しがりやな生き物なのだろうか?
そういえば誰かが言っていた。
『人は一人では生きては行けない』
だから誰かを愛する事で、自分の存在を確かめているのだろうか?
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
昨日の夜。
ささいな事で貴方と喧嘩した。
言い過ぎた私。
後悔している。
そんな次の日の朝、凄く寒かった。
寒すぎて、頭は起きてるのに、目は開かないし、体は眠った様に動かない。
貴方は私を残して、静かにベッドを抜け出した。
貴方の抜け出したベッドは寒くて、私は小さく丸まった。
そんな私を貴方は、優しく毛布でスッポリと包んでくれた。
そこに貴方の私への愛を感じた。
嬉しかった。
そして静かに部屋を出て行った貴方。
昨日の
酷い事言った事。
今すぐ謝りたい。
早くベッドを降りて、あの人に言わなくちゃ
「昨日はごめんね」て…。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
久しぶりに、朝早くに目が覚めた。
カーテンを開けた僕に、君は一番に笑い掛けてくれたね。
君に会うのはどれくらいブリだろうかな?
君は朝にしか会えない特別な花。
君は、小さな庭に咲いた、小さな一輪のアサガオ。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
君は夏になるといつも綺麗に空を仰いでいる。
一輪でも綺麗だけど、沢山集まると誰もが思わず息を飲むほどだ。
君はいつも太陽を見ている。
それは太陽に憧れているのか?
黄色いその花びらは、あの太陽を真似ているのか?
いくら真似ても、君は花。
それ以外にはなれやしない。
君は君。
他の何にでも無い。
同じ様に、誰も君にはなれやしない。
君は君なんだよ。
君は綺麗で美しい大輪の黄色い、
『向日葵』
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小さい頃、長く感じた
『一分一秒』
あの頃長く感じたそれは、今は凄く短く感じられる。
嬉しい時も…
悲しい時も…
何て事無い時も…
永遠に続くんだと思うくらいに。
本当にあの頃は長く感じた。
早く大人に成りたいと願ったりもした。
今では何とも小さな願いだった。
嫌でも、年は取るのに、変に背伸びをした。
それでも今を短く感じる分だけ、
今のこの
『一分一秒』
の時間を大切にする事ができるのかもしれない。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
胸が苦しい。
最初は一滴だった不安が、いつの間にか心のコップから溢れてしまった。
叫びたい!!
でも、それを私のプライドが邪魔をする。
言葉に出来ない叫び。
出せたらちょっとはラクになれるのに…それさえも…できない私。
そして私は不安に押し潰される。
でもそれは、現実から目を反らすから…
反らした不安に押し潰される。
大丈夫。
私は
一人じゃない。
前を向いて足を一歩踏み出せ!
この先に起きる事はその時に考えれば良い。
何とか成るさ!
押し潰されない様に、そうやって私は私に言い聞かせる。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。