詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
眠る前ってどうして色々考えてしまうんだろう?
それは今は考えたくない事
でもいつかは考えなくちゃいけない事
私は今を逃れたくて…
走って、走って、走って…夢の中に落ちて行く
朝が来て…
そして、また夜が来て…同じ事の繰り返し
それは
『逃れられない』メビウスの輪
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あれから幾つの季節が過ぎたのだろう?
もう僕の隣には君の姿はもうない
今も君を愛している気持ちは変わらないよ。
でも…もう伝えられない…
伝えられる方法が分からない…
だから溢れるこの想いを雪に変えて、この世界を真っ白に染めてしまおうか。
そして春が来て、この雪が溶ける頃には…
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
あんなに君と愛し合ったのに…
君のココロに僕の手は届かない。
こんなに…誰よりも君を愛していても、君は別の誰かを熱い眼差しで見つめている。
そんな君を振り向かせるにはどうすればイイ?
どうすればコッチを見てくれる?
教えてくれよ…。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
昨日空に向かって祈ったんだ
『沢山の雪を降らしてくれ』って
この世界を真っ白く染めあげたかったのは、君を忘れたかったから…
雪が溶ける頃には君の事を忘れられると思ったから…
でも忘れる事なんて出来る訳が無いんだ。
可笑しいだろ?
自分から
『別れよう』って言ったのに、後悔しているんだ。
僕はただ自分がこれ以上に傷つきたくなかった。
君を本気で好きになったから…愛してしまったから…だから…
でもそのせいで君を傷つけ、後戻りをも出来なくしてしまったんだ。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
僕は、大きくも小さくもない自分の両手を空にかざしてみた。
小さい頃もよくそうやってみたりしたっけ...
なんだか掴めそうな気が…
掴める気がしたんだ。
あの流れる雲を…
虹を…
星を…
月を…
そして空を…
もう大人に成ったから解っている。どんなに一生懸命にその腕を伸ばしても、それが無理な事だって。
でも、癖…なのかな?
また伸ばしてる。
そして僕は苦笑して、いつものように、手を引っ込めるんだ。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
君と心の底から愛し合ったね。
あの頃は
遠い昔だけど…、
この桜並木はあの頃と変わらない。
桜が咲き乱れ、
その花びら舞う
景色の中を
君と手を繋いで
歩いたね。
春になると思い出すよ。
もうあれから幾つの春が過ぎたんだろう?
僕の隣には君じゃない人が居る。
君の隣にも僕じゃない別の人が居るんだろうね。
でも忘れないよ。
初恋だったから。
忘れられない。
淡くて…
甘くて…
ホロ苦い…
それはチョコレートのような初恋だったから。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
逢いたくて
逢いたいのに
逢えなくて…
想いだけがつのって…
自分で自分を苦しめる
行きばの無い気持ちが胸の中でウズを巻く
この気持ち…
どうしようも無いのかな?
どうにも成らないのかな?
貴方に逢えれば…消えるのかな?
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
今日君と公園に行った
歩いたり、ボートにも乗らないで
暑い陽射しを避けるように木陰の…芝生の上に並んでの昼寝。
ただそうしているだけの時間がとても幸福だった。
また一緒に行こうか
今度は秋ぐらいが良いかな?
赤く彩った紅葉の中を君と手を繋いで、ゆっくりと歩きたい。
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
君はいない…
僕はどこに行けばいい?
いままで君が僕の居場所だったのに…
その君がいない
僕はどうすればいい?
もうなにも考えられない…
いや、今はなにも考えたくない…
詩人:阿紀奈 | [投票][編集] |
君との出会いは
運命…否、奇跡だったのかもしれない。
僕は一目で君に恋に落ち
君となるべく長く話していたくて…嘘をついた…。
初めは本当にささいな…本当に小さな嘘だった。
嘘だってそれで終わりにするはずだった
なのについた小さな嘘が…まるで雨粒の様に次から次へと降り続き、それが川と成し、もう止められなく成ってしまった…
君の知る僕は、僕であって僕じゃない。
それは『いつわりの僕』
それを知っても君は今までどうりでいてくれる?
君はそんな僕を受け入れてくれるだろうか?
今では嘘をついた事を後悔している 僕が…いる。