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なっこの部屋


[131] 漂流
詩人:なっこ [投票][得票][編集]

繰り返される呼吸の波音を
暗闇の中でそっと聴く

子供の頃は透明になりたくて
消えてしまいたいと願っていた
そして夜の海に紛れて同化した

その癖は今も抜けきれず
こんな夜は寂しさが漂うよう

心は未だ彷徨い
行き先は定まらず













2011/12/08 (Thu)

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