ホーム > 詩人の部屋 > saixaiの部屋 > 投稿順表示

saixaiの部屋  〜 投稿順表示 〜


[141] 『今ある世界』
詩人:saixai [投票][編集]


今 君の周りを取巻いているのは
君が望んだ世界だよ

今 君の周りを取巻いているのは
君が描いた世界だよ

他の誰でもない
君が創った世界だよ

両親?環境?恩師?友達?

選べなかったもの
選んできたもの

《ある意味》平等に存在するんだよ

そこで何を思ってきたか

そこで何を感じてきたか

そこで何を見てきたか

そこで何を求めてきたか

そこで何を望んできたか

そこで何をしてきたか

意図していてもしていなくても

今ある世界は
自分で望んだ世界だよ

2003/10/22 (Wed)

[142] 『懐古』
詩人:saixai [投票][編集]

幼き頃…

大人たちは口々に
似たような言葉を並べてた

聞いていた
聴いていなくて
聞いていた

思い出せる?

大人たちは…
何を教えようとした?

いつしか…
少し思い出して

解らなかったことも
なんとなく解リ始め…

伝えたい想いを
抱き始めるのかな

2003/10/22 (Wed)

[143] 『なきごえ』
詩人:saixai [投票][編集]


闇に支配される一歩手前
今にも泣き出しそうな空

そんな風に感じるなら
そんな風を感じるなら

君は泣き出しそうな気分で
空を見上げているんだろうね

見上げた
そこにあるものは

大樹の深い緑の隙間から
限りなく白に近い灰色の空

風に煽られ
樹は嘶き

ただそれだけ…

それを寂しく哀しく感じるなら
そう感じたがっているんだね

そこにあるのは
心のなきごえ

2003/10/22 (Wed)

[144] 『意識過剰』
詩人:saixai [投票][編集]

そんなに誰かが気になるの?

比べられないものを
比べて気にして

その事に気付かないの?

無意識に比べてるのは…
自己の理想と現実…

誰かの中に
自分の影を見ている人々

本当は…
誰かなんて関係なくて

眺めてて…

殊更 浮いて目立って感じるのは
自分の中で気にしてる事

結局…
誰かなんて関係ない

2003/10/22 (Wed)

[145] 『さみしさと共に』
詩人:saixai [投票][編集]


もしも…
友達が孤独だと言ったなら

きっと…
僕はさみしく思うよ

だって…
そんな想いにさせてしまってるんだから

友達にとって…
僕は友達じゃないってことだから

だから…
さみしいんだ…

僕は…
友達が孤独じゃないってことを
気づかせてあげたい

たとえ…
僕を友達だと思っていなくても

永遠に…
友達だと思われる日が来なくても


2003/10/22 (Wed)

[146] 『ほんの少し』
詩人:saixai [投票][編集]


ほんの少しの勇気があれば
環境が180°違っているかも?
なんて言わないけど
状況が90°違っているかも?
なんて言わないけど
視線が45°違っているかも?
なんて言わないけど

ほんの少しの心掛けで
自分自身を1°ずつでも
変えられるかも知れないね
どんな風にも変化自在
思いのままに調整できるよ

ほんの少しの勇気を出して
些細な挑戦

ほんの少し…

そこから始まるから…


2003/10/22 (Wed)

[147] 『ちょっとね』
詩人:saixai [投票][編集]

たまに 振り返る
自分の軌跡

落し物してないかな?

ちょっとね

気になった。


そんな自分を…

ちょっと
褒めてみようか?

ちょっとね

ちょっとだけでもね

誇れる自分でありたいんだ


ちょっとずつでもね

積み重ねて

いきたいんだ


2003/10/22 (Wed)

[148] 『葛藤』
詩人:saixai [投票][編集]


すべては己に還ってくること
故に 逃げたくない

先が見えるから

未来が見えるから

わかってるから

結末が想像できるから

逃げたくない

ある路線に立ち
その行き先が見えるから

行きたくない路線に入らないように
ココロの舵取りを…

ときに

思い通りにいかなくて
苦しくて

でも

逃げちゃダメなんだって

その先が想像できるから

踏みとどまって

次の路へ

2003/10/22 (Wed)

[149] 『ガラスの壁』
詩人:saixai [投票][編集]


強張った感情の波が
君を支配しながら
ガラスの壁は樹立する

誰しも生みだす
ガラスの壁は
気分次第で伸縮する


知ってるかい?
―知ってるよ。

気づいていたかい?
―・・・


ひとり
たたずんで
さみしがって

一人
淋しがって
理解者を求めて

ヒトリ
あるものを懼れて
固く目を閉じて

独り
ガラスの壁を
どんどん厚くして
広げていく


叩き壊してくれる人を
どこかで期待しながら

2003/10/22 (Wed)

[150] 『震え』
詩人:saixai [投票][編集]


胸の奥が…心が微かに震える
じわじわ と じーーん と
なんだかカラダの芯が くすぐったい

心が動く

ふわっと 高ぶり
小刻みな震えが涙を呼ぶ

カラダの芯の震えは
次第に カラダ全体を支配する

トクトクトクトク…

トットットットッ…

速まる鼓動
コントロールが難しい

じゃあ 今しばらく
流れに任せていよう

目を閉じて

トクトクトクトク…

あぁ こんな風に生きている


トクン トクン …


2003/10/22 (Wed)
253件中 (141-150) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 26
- 詩人の部屋 -