詩人:saixai | [投票][編集] |
今 君の周りを取巻いているのは
君が望んだ世界だよ
今 君の周りを取巻いているのは
君が描いた世界だよ
他の誰でもない
君が創った世界だよ
両親?環境?恩師?友達?
選べなかったもの
選んできたもの
《ある意味》平等に存在するんだよ
そこで何を思ってきたか
そこで何を感じてきたか
そこで何を見てきたか
そこで何を求めてきたか
そこで何を望んできたか
そこで何をしてきたか
意図していてもしていなくても
今ある世界は
自分で望んだ世界だよ
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幼き頃…
大人たちは口々に
似たような言葉を並べてた
聞いていた
聴いていなくて
聞いていた
思い出せる?
大人たちは…
何を教えようとした?
いつしか…
少し思い出して
解らなかったことも
なんとなく解リ始め…
伝えたい想いを
抱き始めるのかな
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闇に支配される一歩手前
今にも泣き出しそうな空
そんな風に感じるなら
そんな風を感じるなら
君は泣き出しそうな気分で
空を見上げているんだろうね
見上げた
そこにあるものは
大樹の深い緑の隙間から
限りなく白に近い灰色の空
風に煽られ
樹は嘶き
ただそれだけ…
それを寂しく哀しく感じるなら
そう感じたがっているんだね
そこにあるのは
心のなきごえ
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そんなに誰かが気になるの?
比べられないものを
比べて気にして
その事に気付かないの?
無意識に比べてるのは…
自己の理想と現実…
誰かの中に
自分の影を見ている人々
本当は…
誰かなんて関係なくて
眺めてて…
殊更 浮いて目立って感じるのは
自分の中で気にしてる事
結局…
誰かなんて関係ない
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もしも…
友達が孤独だと言ったなら
きっと…
僕はさみしく思うよ
だって…
そんな想いにさせてしまってるんだから
友達にとって…
僕は友達じゃないってことだから
だから…
さみしいんだ…
僕は…
友達が孤独じゃないってことを
気づかせてあげたい
たとえ…
僕を友達だと思っていなくても
永遠に…
友達だと思われる日が来なくても
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ほんの少しの勇気があれば
環境が180°違っているかも?
なんて言わないけど
状況が90°違っているかも?
なんて言わないけど
視線が45°違っているかも?
なんて言わないけど
ほんの少しの心掛けで
自分自身を1°ずつでも
変えられるかも知れないね
どんな風にも変化自在
思いのままに調整できるよ
ほんの少しの勇気を出して
些細な挑戦
ほんの少し…
そこから始まるから…
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たまに 振り返る
自分の軌跡
落し物してないかな?
ちょっとね
気になった。
そんな自分を…
ちょっと
褒めてみようか?
ちょっとね
ちょっとだけでもね
誇れる自分でありたいんだ
ちょっとずつでもね
積み重ねて
いきたいんだ
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すべては己に還ってくること
故に 逃げたくない
先が見えるから
未来が見えるから
わかってるから
結末が想像できるから
逃げたくない
ある路線に立ち
その行き先が見えるから
行きたくない路線に入らないように
ココロの舵取りを…
ときに
思い通りにいかなくて
苦しくて
でも
逃げちゃダメなんだって
その先が想像できるから
踏みとどまって
次の路へ
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強張った感情の波が
君を支配しながら
ガラスの壁は樹立する
誰しも生みだす
ガラスの壁は
気分次第で伸縮する
知ってるかい?
―知ってるよ。
気づいていたかい?
―・・・
ひとり
たたずんで
さみしがって
一人
淋しがって
理解者を求めて
ヒトリ
あるものを懼れて
固く目を閉じて
独り
ガラスの壁を
どんどん厚くして
広げていく
叩き壊してくれる人を
どこかで期待しながら
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胸の奥が…心が微かに震える
じわじわ と じーーん と
なんだかカラダの芯が くすぐったい
心が動く
ふわっと 高ぶり
小刻みな震えが涙を呼ぶ
カラダの芯の震えは
次第に カラダ全体を支配する
トクトクトクトク…
トットットットッ…
速まる鼓動
コントロールが難しい
じゃあ 今しばらく
流れに任せていよう
目を閉じて
トクトクトクトク…
あぁ こんな風に生きている
トクン トクン …