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心には 羽のようなものがあると思うの
蝶のような羽?
鳥のような翼?
それでもいいけど
もっと しっくりくるイメージは
柔らかい布のようなもの…
天女の羽衣みたいに
ふわっとした大きな…
すべてをやさしく包むことができる
それは 愛
心の羽を自由に…
伸びやかに広げることができるなら
それだけ多く
愛することができるの
目を閉じて
心の羽を想像すると
とても穏やかなやさしさが広がるの
自分を偽らないで
心の羽を自由に
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青空広がる休日に
海にでも行けば
その日の僕は
一日絵描き
スカイブルーで
海を描く
アクアブルーで
空を描く
あれれ これって
あべこべだろうか?
そらいろ使って
海を描こう
みずいろ使って
空を描こう
名前なんて関係ないさ
僕の心に映る色
思いのままに描くだけ
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君の心の中には
どんな世界が広がってるんだろう?
君の心の中には
どんな音楽が流れてるんだろう?
僕の中には…
僕の心の中には
どんな世界が広がってる?
僕の心の中には
どんな音楽が流れてる?
どんな おんがく?
存在している…
なにか…特別な音色で…
色…イロイロ広がる
キミは うたっている
心の中でうたっている
キミの おんがくを
心の中で奏でている
ボクも知りたいな
キミの おんがく
ボクも奏でてみたいな
キミの おんがく
教えてくれないか?
キミの おんがく
うたってみたいんだ、
キミと一緒に。
それで もし
キミも知りたくなったら
教えるよ、
ボクの おんがくを。
そして一緒にうたおうか
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24時間が過ぎていく
何をしたって過ぎていく
何にもなくても過ぎていく
24時間が過ぎていく
笑っていても過ぎていく
泣いていても過ぎていく
24時間が過ぎていく
長く感じても短く感じても
変わらぬ24時間が過ぎていく
この24時間に何をしただろう?
それを考えてる間にも過ぎていく
時は過ぎていく
実りが欲しいですか?
その24時間の証が欲しいですか?
その時を生きていた証
それがなければ生きていないのですか?
次々に過ぎていく24時間
時は凍らない
生きている限り
私を巡る時は凍らない
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ここは悪い夢の世界じゃないよ
そこは良い夢の世界じゃないよ
あそこは夢幻郷なんかじゃないよ
現実を生きているんだ
僕らは 現実で
地に足をつけて歩いているんだ
生きていくんだ
夢の世界に寄り掛かって
儚んでいたって
時は刻まれ続けるんだ
僕らは生きていくんだ
地に足をつけて
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浅はかだった子供時代
何も深く考えてなくて
例え智恵を巡らせても
高が知れてる子供時代
意気揚々たる青春時代
エネルギー満ち満ちて
どんな事でも乗越える
恐れを知らぬ青春時代
いったい今は何時代?
じっくり考えることも
今までを振り返る事も
できるようになる時代
見落としてきたことも
発見できるような時代
曖昧にしてきたことと
向き合いたくなる時代
今は選びし道の末路に
立ちて空を仰ぎ見る。
次の道はどうするか?
自覚を持って道を選ぶ
自己を意識する時代で
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吹き荒れる風は
一瞬後には方向を変えて
僕にぶつかって過ぎてゆく
強い向かい風に目を閉じて
全身にぶつかる風の音を聴いた
温度を感じた
冷たい風の中に
不思議と柔らかな温みを感じた
強い追い風に目を閉じて
全身にぶつかる風のエネルギーを感じた
走り出したくなった
背中を押す風と共に
流れに乗って何処まで行けるだろう?
吹き荒れる風は
僕の友達
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あの時の言葉には
あの時の"今"があった
あの時の"今"が色濃く
時の渦の中心で描かれていた
訴えかける言葉には
魂が宿っているようで
いつ振り返っても
現実の中に鮮やかに蘇る
オーバーラップした
"過去の今"と"今"が
鮮明すぎて
まぶしすぎて
痛みが蘇る
あの時は言葉にして
少しは楽になったんだろうか?
言葉を出し尽くした"今"は
この痛みをどう処理すればいいだろう?
また別の言葉を生んで
救いを…
終わりはない
また言葉を…
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冬の星空を眺めた事ある?
冬の夜空で煌めく星々は
ひときわ美しい
寒い日ほど空は澄み渡り
月のない夜は
まさに
星が降り注いでくるみたい
その美しさに
誰もが息を呑む
まるで異世界に
迷い込んだみたい
瞳は星空に
釘づけになるのさ
星が一番美しいのは
冬だよ
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チクタク チクタク
止まることなく リズムよく
時計の秒針が動いてる
地球の法則を知ってる時計たち
鳴り響く鐘の音に
ふと立ち止まり仰ぎ見た
空は眩しく 雲 悠々
星影ゆらめき 月 煌々
確実に過ぎてゆく時の中
ひとつひとつが
テンポをもって
折り重り 降り注ぐ
世界にあふれ出す
ハーモニー
不思議だけれど自然な調和
ひとつひとつのテンポは
みんな異なるのに
すべてが自然を描く
世界を支配する