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太陽が眩しくて
木の葉がキラキラ揺れる
むっとくる熱気に
じわりと滲み出る汗をぬぐい
夏空を見上げた
そこに広がる
絵画のような雲
ぼんやりと筆でぼかしたような
輪郭のおぼろげな楕円は白く
蝉の鳴き声がうるさく響く
暑い盛りの夏空碧く
一つ小さな発見をした
この上なく暑い日
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うるさい
分かり切ったこと
追い立てるように
吐かれるセリフ
うるさい
うるさい
頭が痛い
タエラレナイ
限界だ
ウルサイ!
はちきれて
制御不能
狂った叫び声も涙も
ボロボロ
そんな姿を見て
その人は
ようやく黙って
私を抱き締めた
気狂いを鎮めるために
私の涙は静かに流れた
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影法師に気付いた
明るい晩
お月さまは
淡く明るく輝いて
まわりには
くるりと虹がある
日本昔ばなしのような雲が流れ
かぐや姫でも現れそう
月のウサギも餅をつく
とても静かな明るい晩
ちょっと嬉しく
微笑んだら
やさしく風がそよいでく
ますます嬉しく
笑顔あふれる
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必要のないものまで
分類しなくたっていいじゃないか?
どうして
わざわざ枠組みを決めてしまう?
整理整頓したいから?
説明しやすいから?
ありのままを
そのままに
その形で
その位置で
はっきりした境界線なんて
引けないこともたくさんあるでしょ?
無理に分けて考えたくないよ
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山の向こうに
太陽が沈みゆき
空の色は変化に富む
黄金色に輝きながら
世界はセピアに変わりゆく
雷鳴だけが
遠い空から伝わり
響く
一瞬
大きく轟き
忽ち夕立
まだ光り射す
この大地に
雨音が際立つ
黄色いフィルター越しみたいな世界
刻々と
深まるセピアの輝き
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今、見えないものを
どんなに焦って探しても見えない
今、感じれないものを
どんなに虚しく思っても感じれない
時が満ちれば僕は知るだろう
今、感じる範囲で生きて
今、見える範囲をよく観て
そこにしか ないものから
世界を広げる鍵と巡り合う
焦らずとも
必ず何かの鍵を手にする時が来る
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貴方にとっての
哀しい時は?
誰かに裏切られたと
感じる時?
誰かに傷つけられたり
誰かを傷つけたり
そんなのを感じる時?
私には‥
裏切りを感じないほど
誰も信じていない自分に気付いた瞬間
少し哀しいように思えた
誰かを傷つけるのは辛いけど
傷つかないのも
哀しいこと
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分岐点
小さな好奇心
興味に誘われ
油断する
気付いたときには
もう
罠の中
僕は今
罠の中かもしれない
君も今
罠の中かもしれない
抜け出せる?
必要なものは
強い意志と
気楽な精神
意志が固まったら
Restart
心に隙ができたなら
再び罠に誘われる
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チャンスは
誰にでも巡ってくる
でも
何もしてこなきゃ
空振り三振
次の打順まで
辛抱強く待てるかい?
練習してても
空振り三振することもある
それでも
努力が足りない結果だよ
バッターボックスに
立てるチャンスは多くない
努力の優るものが
勝利する
単純なんだ
世の中は
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傷つかない人は居ない
傷つけない人も居ない
そこに作為はない
ただ
必然の中で避けられぬ
否
避けてはならぬ
大切な儀式のような
過程
傷つけ合う時
何が刄になるかも知らず
相手を傷つける
結果
すべて負に転がる様に
互いに傷を負う
けれど
互いに理解し合う
チャンス
大切な歩み