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不思議
初めて出会ったとき
少しも気に留めなかったのに
歳月がタイミングを呼び込んで
再び貴方と会話した
偶然の数々
意外な縁で
以前よりも長く
おしゃべりが楽しい
少しずつ
互いの距離が近くなる
二人で居られる時間は少ない
遠距離が心にひっかかる
もう恋しちゃってる?
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貴方と居るときも
考えてしまうのは
将来のこと
いつまで
空間を共有できるのだろう?
まだ始まったばかり
だけど
すぐにサヨナラ?
わからないよ
いつまで続く?
本当にまた逢える?
もしも遠距離じゃなかったら
素直に幸せで居られるのに…
「いつまで…」と
心に陰がさす
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今はまだ
何も知らない
貴方の事を
少しずつ
知っていきたい
わからないから
少しずつ
歩みたい
歩み寄りたい
何かあれば
その時
考えればいいから
未来は分からない
けど
今は貴方を想ってる
貴方の気持ちは
わからないけど
今は
貴方だけを想ってる
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なんだろう?
もともと
人を嫌いなのかもしれない
ただ
恐れているだけかもしれない
だから貴方を
利用しているのかもしれない
貴方には
心の隙を見せても
構わないような気がして…
恋なんて錯覚で
遊び心かもしれない?
なんだろう?
核心をはぐらかすのは
確信がないから
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また逢える日は来る?
私も貴方も
きっと変わっていく
未来で
私たちは再び
触れ合うことができる?
変わることを恐れてはいない
必然だもの
新しい出逢いもある中で
私たちが
どう変わっていくか
今 確証なんて
持てるはずがない
互いにそれを
わかっているのね
私たち
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過去の私と今の貴方がダブる瞬間
貴方の気持ちを
見透かした気分になる
けど
ワカッテル
それは錯覚
貴方の心は
見えそうで見えない
曇りガラスの向こう側
素直な気持ち
言葉にし合える関係
曇りガラスも晴れていく
でも
肝心な部分の
貴方の本心は
磨りガラスの向こう側
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一人でいる時間が長すぎて
独りの寂しさも忘れてしまったのか?
虚しさも感じない
笑顔に笑顔で
応えてくれる人が居るから
淋しさなんて忘れてる?
独りだけど一人じゃない空間の余韻
たまに転けちゃう
やじろべえ?
ただ
どこにも寄り掛かからない
マーブルに滲む心模様を
誤魔化して
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笑い声響かせて
いつも笑顔で明るい子
与えてしまった印象
言葉で否定しても崩れない
暗い時なんてない?
凹む事なんてない?
まさか まさか
落ち込んだ感情を忘れてるのは
今のうち
元気で居れるなら思いっきり元気に
辛くなる日がくれば
懐かしむ日まで辛抱
与えるのは
ある点の印象
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20年前のことを思い出した日
気付いた
思い出しては消える事
四半世紀の記憶の断片に
浸る想いはない
過去を思い出すのが
好きだった時期もあった…
すべてが
遠い出来事で
今の私に馴染まない
今は
そういう時期
また
何年後かに思い出すだろう
どこにも
悲観は存在しない
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ある朝
晴れた空を
ちらちら見ながら
ラジオ体操
空気は少し冷たくて
遠いものは
青空だけのように感じながら
とても身近に感じる空を
いつまでも眺めたい衝動
止まれない運動
いつのまにか
空に解放を求めてる
いつのまに…
疲れたのか?
空を眺める時間を求めてる