ホーム > 詩人の部屋 > Pの部屋 > 自分へ

Pの部屋


[4] 自分へ
詩人:P [投票][編集]

目の前に広がっているのは降り積もった雪だけだ

僕はその雪の上を歩く

振り返ると足跡ができている

道なんてそんなものだ

雪を丁寧にかき分ければ

しっかりとした道ができる

がむしゃらに走り続ければ

不安定な道かもしれないけど

人より遠くまでいける

前に進まなくてもいい

ここだと思ったところを掘り続けてもいい

後ろに進んでみてもいい

その場で雪が降るのを眺め続けていてもいい

道なんてどこにもないのだから

思ったようにすればいい

とにかく信じるままに歩こう

疑いながら歩こう

僕には、きっとできる。

2005/02/18 (Fri)

前頁] [Pの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -