詩人:セノグラファー泉 | [投票][編集] |
姿かたちの見えない
わけのわからない
「欲」
によって
足が動く
手が動く
目が
耳が
欲する
光
と
音
と
彩
と
動
と
静
と
魂
と
が
ひびきあい
こだましあう
そんな世界を
描いていこう
使命感さえ感じながら
詩人:セノグラファー泉 | [投票][編集] |
目が覚めたら
さあ今日も修羅城へ
あれ?
あれれ?
…おかしいなー?
一年前はこの修羅城を受けにきたんだっけ?
まあいいや
今日も神経を刺激するこの臭い
ホルムアルデヒド百%知らなかったのは百%
席に着いたら眠ってしまおう
知りたいこともあるけどさ
今日もあの男の匂いがきついから
病の人がうるさいから
匂いにも慣れてきた頃には
帰りぎわにはあの男の声がする
やめてください
心の中で願いながら、まだ塞がっていない心の傷をかばう
痛くて涙が溢れてきた
…涙は歯痛のせいにした
10月のあの日の判断がここを修羅城にしてしまった