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ハoィンロの部屋


[58] 硝子の灰皿
詩人:ハoィンロ [投票][編集]


硝子の灰皿に火種を落とせば
火の光が反射して綺麗だった

その光に魅了され
必要以上に火を燈す

寂しい気持ちだった
その光が僕の心を暖めた

散っては消えて 散っては消えて
火花が咲く硝子の灰皿


篝火


俺が
小さな松明を投げ入れる

君が
小さな松明を投げ入れる

貴方が
小さな松明を投げ入れる

一人一人の松明は一つになり

やがて大きな炎となって
寂しい人等の篝火に

硝子の灰皿
今はこれで我慢しよう





2005/11/29 (Tue)

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