詩人:ゴンザレス | [投票][編集] |
変わらない場所がある
揺れる想いに…影
太陽が眩しくて
嘆(ナゲ)いた
欲望が…風になる
(もう...戻れない)
翼を広げて
飛び立つ…
君にサヨナラは いらない
私は此処(ココ)にいる
遠くから やってきて
また 遠くヘいく
君は此処にいるから
私にサヨナラは いらない
(消えてしまいそうな)
泥まみれな暗闇の
静かな 輝き
それでも
ひとつになれるように
美しく羽ばたく
大海原の向こう側…
遠くをみつめると
変わらない場所がある
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詩の羽音を鳴らして
宙を浮かびたいよ
そして…そのまま
消えていく
シャボンのように
散りゆく花になりたい
太陽に
近づくような
ひかりを求める
峨達のように
死を求めて
骸になるために
生まれてきた
虫けら達に
ふさわしき鱗粉よ
舞い堕ちるほどに
君は美しい
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まわりつづける車輪が
雨を よぶ
秋の空に
走りだした
大地の匂いを まきちらす霧の 目隠しよ
真っ白に 染まる
風に 吹かれて
流れ落ちる
結晶を 浴びながら
森は 泣く
きょう
ここで
わたしは……
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紫が まざる夜空に
きざまれた星を
かぞえて
月の光に
ゆれる大地は
(目を あける)
にぎり潰した
果実を 手に
静かに ゆるやかに
(ながれる)
息吹を かんじて
果汁したたる
静寂の中
(雫は きえた)
太陽の もとに...
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(きこえる)
布に くるまれた
焼け跡を ひらいて
夜を灯す 赤い声
(きこえる)
きこえるよ
ただ...
すきとおった
その中に ふれたくて
カーテン が なびいた
(ひろがる)
さみしくて
かなしくて
にこやかな
笑顔が さそう
…地平線…
(きこえた)
ここに きたんだ
あるいて きたんだ
みえなくても
みたくなくても
忘れたくない...
(会いたくて)
あなたに
くちづけ したい...
わたし の 大地
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暗し くら... クロ
沈み込んだ 眩し涙
募らせた 静かな
結び目が くろい
黒は ブラック
ナニモナイ ぶらっく
あたたかい タブー
全身に纏う
あたらしさ
忌み嫌う 私らしさ
寒かった
けれど...
温かな色だから
記号に かえて
叫ぶよ DNA
愛のタメイキを
まぜても
夜に想う
吐息のままに
叫ぶよ DNA