詩の羽音を鳴らして 宙を浮かびたいよ そして…そのまま 消えていく シャボンのように 散りゆく花になりたい 太陽に 近づくような ひかりを求める 峨達のように 死を求めて 骸になるために 生まれてきた 虫けら達に ふさわしき鱗粉よ 舞い堕ちるほどに 君は美しい
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