詩人:小豆金時 | [投票][編集] |
痩せっぽちな死神の手が 地上の太陽を起こそうとする
下々の民は太陽の声に耳を欹て 今か今かとその君臨を待ち望む
しかし太陽は沈黙を守る おのれの神々しさで下々を焼き払いかねないからだ
('06.10.13)
詩人:小豆金時 | [投票][編集] |
君は 変わる 変える というけど何を変える気なのさ
何になると言うんだね 神にでもなる気かい?
誰にだって欠点はある むしろその欠点があるから人なんだ
ぼくらは神なんかじゃない 神じゃないから欠点を持っているんだ
人なんだよ
何か辛いことがあったの? なやみでもあるの?
悩みがあるなら 聞くよ
君は 欠点がない奴がいると言うけど 良く周りを見ろよ
アインシュタインに欠点が無かったとでも お父さんに欠点が無かったとでも
お母さんに欠点が無かったとでも 勉強一番の出来過君に欠点が無かった
とでも言うのかい
人はね 自分の欠点を認める事が出来たとき初めて 愚な人になれるんだよ
愚かで間抜けで阿呆で それが人なんだ その愚かさに気付きたときこそ
人になれるんだよ
天空の神は神じゃないよ ぼくらは人なんだ
何か辛いことがあったの? なやみでもあるの?
悩みがあるなら 聞くよ
詩人:小豆金時 | [投票][編集] |
君に送るよ エールを送るよ
さあ 度胸を決めて言って来いよ
腹のそこから 君にエールを送るよ
有り金叩いて エールを送るよ
やっぱドライが良かったかな
詩人:小豆金時 | [投票][編集] |
強化ガラスで出来た大きな水槽がある
そのなかでは 純白の小人が黒い蛇に跨る
小人は身じろぎもせず 蛇にたずなをかけ 自在に乗りこなす
露店 ショータイムの始まりだ