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アルバトロスの部屋  〜 新着順表示 〜


[207] 流れ星
詩人:アルバトロス [投票][編集]

まるで僕は流れ星
白い光になって
夜空を駆け抜けて
君に辿り着くから
まるで僕は流れ星
地上では誰かが
寄り添って見ていた
君と僕だといいな

2007/08/04 (Sat)

[206] あいつが死んだのうた
詩人:アルバトロス [投票][編集]

あいつが死んだ
おととい死んだ
僕は生きる
今日を生きる

あいつが死んだ
ほんとに死んだ
僕は嘆いた
涙流した

あいつの代わりに
僕は嘆いて
あいつの代わりに
僕は泣いた
だってあいつは
まだまだ生きて
幸せ掴むはずだった
命は長さじゃないけれど
命は重さじゃないけれど

2007/07/28 (Sat)

[205] ははひひふぃくしょん
詩人:アルバトロス [投票][編集]

はくしょん
ひくしょん
ふぃくしょんしょん
今のはウソさ
全部ウソ

はくしょん
ひくしょん
ふぃくしょんしょん
ホントかウソかは
僕しだい

はくしょん
ひくしょん
ふぃくしょんしょん
作り話が
大きくなって

ははひひふぃくしょん
裏切れないよ
嘘はつけても
裏切れない

2007/07/19 (Thu)

[200] 伝えることがない詩
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雨が降ってきた
だから僕は空を睨んで叫んでやった

「おおい雲やい。お日様を隠すんじゃあないよ。せっかくの雨がキラキラ輝かないじゃないか。お日様を出しとくれ」

そうしたら雲の奴は
雨を連れてどっかにいきやがった
そういうことじゃないのにさ


外では大きな水溜まりに大きな虹が映っていた

2007/06/23 (Sat)

[199] 疲れた君のための詩
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月の光が
雨上がりの匂いが
猫の鳴き声が
僕の手のひらの温もりが
みんなみんなが

「お疲れ様」

に聞こえたのなら

ほら
そぅっと
微笑み返してごらん


きっとその微笑みは
世界を巡って
君が眠りにつく頃に

「おやすみ」

を運んでくるよ

2007/06/21 (Thu)

[198] 答えなどない
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時間に急かされるように
明日に押し出されてく
夜を自分ひとりじゃ越せないくせに
何か釈然としない


何のために生きるかよりも
何を想い生きるかだとしても
流れるままに辿り着く明日に
また君と会えるのだとしても
僕はまた今日も
明日に押し出されて
時間に飲み込まれてく

2007/06/16 (Sat)

[195] 歩いていくから寄り添える
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水が流れて川となり
人が歩いて道となる
道に咲く花を踏まぬように
君の手を離さぬように

今日も僕らは
歩いていく
夕日を越えて
進んでいく

地平線のその向こうに
僕らの背中が見えたなら
ポンっと肩を叩いて追い越して
星空の下でキスをしよう

そうして誓った明日が
僕らの理由になるから

2007/05/11 (Fri)

[193] 月はささやいた
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月はささやいた
運命なんかじゃない
僕が選んだ
君が選んだ
その足で選んだんだよと
月はささやいた
理論や理屈じゃない
僕が笑った
君が笑った
明日はもっと幸せになれるよと

同じ答えでも
導き方が違うように
僕ら単純な計算式を遥かに超えて…今

2007/05/01 (Tue)

[192] それほど
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死んでも君が好きさ
それを永遠の代わりにして
死ぬほど君が好きさ
それを後悔の代わりにして
それほど君が好きだ
気まぐれな僕だけど本当さ

2007/04/20 (Fri)

[190] あの日の夕焼けのその先を
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纏った嘘は重たくて
まるで身動きがとれなくて
だけど僕は追いかける
あの日の夕焼けのその先を

錆び付いた僕の血の色に
殴られて初めて気付いたよ
だけど僕は知りたがる
あの日の夕焼けのその先を

信じた嘘は真実で
裏切った嘘は嘘っぱち
だから僕は追いかける
あの日の夕焼けのその先を

2007/04/08 (Sun)
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