詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
始まりはいつも不純
隠しながら歩くんだ
結果主義ってわけじゃないけれど
とりあえず始めることが大切なのかもね
ちっぽけな僕
もし不幸になるなら
誰かと一緒に不幸になりたい
君だけは幸せでいて
そんなこと言えないから
一緒に始めよう
ちっぽけな僕らを
悲しみもいつの日にか喜びに変わるよ
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現実はついてくる
月がどこまでも
僕についてくるのと同じように
だから僕は
目を閉じても
見えるそれを
耳をふさいでも
聞こえるそれを
全て受け入れていこうと思うんだ
君もそうだろう
世界は僕を中心に笑う、怒る、悲しむ
そして僕は世界を中心に生きる
単純だから難しい
それだけなんだね
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君に
ありがとう。と
ごめんね。を
どういうわけか
うまく言えなくなって
慌てたように君に
愛してる。を
要求した僕は
たいした暗闇も知らないくせに
光を求めて彷徨う
どうしようもない男だったわけで
君はまるで
暗闇に落とされた
四つ葉のクローバーのように
無力だったわけで
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ここまで乾いた空の下
川の中まで突き進め
ふうしゃさわらわさわさわら
風は何かを知っている
風は何かを隠してる
ふうしゃさわらわさわさわら
ここまで乾いた空の下
逃げて得することはない
ふうしゃさわらわさわさわら
風に聞けよと木の葉が騒ぐ
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小さい頃に見た
満月の夜を飛ぶ夢
嘘や矛盾を纏った僕は
夢の中でも飛べないで
見上げた冬の空は
今日も高くて
星に願い事するには
切なくなるほど
遠い物語
ああ
何を焦っているんだよ
空は広いけれど
僕には立派な足がついている
無い物ねだりはもうやめた
何より地面は続いてる
今日も
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幸せの青い鳥が
結局家ん中にいたように
矛盾するような結末に
人は幸せを見出だしてく
僕もそう
君もそうだね
答えなんてない
弾き出された明日が
僕らの道を照らすよ
空高くヒコーキ
夢を乗せて
羽ばたきもしないで
飛んでいく
カケラひとつ砕けても
生きられない僕は
なんか君に悪いな
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君が育てていた花
僕の部屋のベランダにある
君がいなくなった今も
変わらずに咲いている
その花を揺らす風が
僕の心も揺さぶってく
名前も知らないその花は
何を想い咲いてるのか
何度も名前を呼んだ君は
もうここにはいないのに
僕は何を想い生きていけばいいのか
笑ってる君はもういない
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このまま前に進むこと
別に後悔なんてしてやいない
僕からすればこの先は
希望溢れる光の渦さ
遥か遠く君が笑う
でも耳元の吐息に振り返れば
君はそこにいた
春風がもう吹き始めるよ
きっときっと
もうすぐだから
それまで僕は溜め息と煙草をやめて
お星様に毎晩
お願い事をするよ