詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
幸せを探して
彷徨ってくたばって
そうやって僕
最後に見る景色
絵の具で言えば何色だい
ああそうさ
祈りもいいわけも辞めらんない
意味がないと知った現在でも
僕に足りないものを夢がくれて
夢に足りないものを君がくれた
その全てはとりあえず明日もあさっても消えない
消えやしないさ
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君が好きだと言う
その事実が
僕を嬉しくさせる
温いコーヒーも
格別の味に変わる
だからお願い
君が死ぬまで
もしくは僕が果てるまで
そばにいて
冬の寒空が
いつも何かを求めているように
僕は君を求めている
MINNA1231
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君の涙を見るために
僕ら歩いてきたわけじゃない
嘘でもいいから笑って
僕にその笑顔をもう一度
でも君の笑顔だけを集めたら
世界はどんなに物足りないだろう
ごめんね。
その言葉は僕にゆだねられたまま
灰皿に転がる煙草と並んで
君をそっと溶かしてゆく
僕はそっと消えてゆく
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さり気なく去る日々
今日も泣くこの空
やるせなくいる僕
今日も泣く君
世界は広い
そんなことが
僕ら一体どうやって
救ってくれると言うのさ
星には星の
君には君の
愛しさをぶつけてみます
流れた涙
忘れた明日
もう見たくはないから
どんなことが起きても
君を
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朝ってのはやっかいだ
なぜなら僕が僕だから
朝ってのはやっかいだ
なぜなら君が君だから
なるべく顔を見ないようにして
僕と君は
いってきますを
共有する
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それは遠い昔
今日がまだ明日だった頃
君が笑った泣き顔だった頃の話
虹が霧に変わる前に
雨が虹を作る前に
僕らは出会って抱きあったのさ
飛べないと嘆く僕
飛びたいとせかす君
今になってわかったんだ
地面は続いてる
僕らの裏切りも気にしないままで
手を繋ごう
僕らそうやって
温い体温を分け合ってきた
歩いていこう
僕らそうやって
空に夢を抱かなくても
地平線の向こうには
昨日の僕らの背中
空は確かに広いけど
それはまた今度
今はゆっくりと歩いてゆこうよ
ゆっくりと歩いてゆけるよ
詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
渇いた音
満たされた雨
今日も変わらずに
僕を染めていく
何をしたって
何があったって
消えないよ
消せないよ
それ以上に
溢れてくるよ
空を見上げる度に
星が嘆いてる
星を見つめる度に
空がにらんでる
その瞬間にまた
君の顔が浮かぶんだ。
僕は立ち上がった
軋む水道の蛇口をひねりコップに半分だけ水を注ぐ
ごくりどろり
ごくりするり
口を漱ごうとしたのになぜか飲み干してしまう
僕は久しぶりに笑った
それは苦笑だっとはいえ
おや?雨はもはや霧じゃないか
何も見えないと思ってたのは
見ようとしなかったから
誰もいないと思ってたのは
いると信じてなかったから
そうやっていつも
届かない空を仰いでは
しゃがみ込んで
座り込んで
過ぎて行ったサンディ
声に出して叫べるほど強くはない
でも逃げ出すほど
弱くはない
それだけは分かるから
今こうして前を向けるんだ
どうやら外はもう
僕は曇ったガラスを手で拭った
ほらね
虹が
そして君が
きっとそれは
雨の贈り物
僕は笑った
それは微笑であったけれど
サトリバトロス
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捨てられた猫みたいに
お星様に願い事さ
去りし日よ忘れてくれるな
あの日の僕の涙
北極星
北風にゆれ
煙草に霞んだら
もう手遅れ
イマイチの寸劇
寂しげに君は拍手するだろう
だから僕は笑って
君も笑って
指輪のダイアモンドに
君の涙が弾けたら
そいつは偽もんだぜ