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アルバトロスの部屋  〜 新着順表示 〜


[126] バカの歌
詩人:アルバトロス [投票][編集]

僕の中に渦巻く
時間の流れに彷徨う光
君がくれた全てが
僕の発した音を音楽に変えた

戸惑いながら
傷つきながら
それでも確信を胸に進んできた


バカでいい
そんなリズムもあるさ
君と刻んだビート
なにげなく
口笛で奏でたメロディ
僕と君の歩幅に
ああ寄り添って

2006/08/03 (Thu)

[125] 夏と気まぐれな僕
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夏の気まぐれな風が通り過ぎた
百均で買った風鈴が
少しだけ微笑んだ
さっきまで物憂げに僕を見ていたくせに


近所の気まぐれな猫が
僕んちのベランダにお邪魔してきて笑うから
僕も煙草を消して
微笑んだ


その時
僕はこの涼しげな風鈴や気まぐれな猫を
誰かに教えてあげたくなったんだ

2006/07/29 (Sat)

[124] アルバトロスの詩2
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何を取り戻すわけでもなく
どこに逃げるわけでもない
ただ時間は戻らないし
逃げてもギリギリの平行線上
そう知ってしまったから

一人歩きした感情が僕を追い抜けば
まだ今よりずぅっとマシかな
だけど見た目よりも
いつも中味が億劫なんだ
僕はずっと瞼の内側の世界を
眺めていたのかもしれない

2007/03/09 (Fri)

[123] アルバトロス短歌6
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君の声

笑顔、匂い

温もりの

どれかひとつでも

置いてって




AIKU060722
ありきたりかもですが、よろしくお願いします。

2006/07/22 (Sat)

[122] ひとり
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僕は
笑っていても
叫んでいても
友達といても
ひとりでいても
ひとりだった


気付かせたのは僕
泣いていた僕

今は違う

2006/07/19 (Wed)

[120] この街で僕が守った昨日
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つらい。
そう言えばいい。

わかってる。
だけど、


言えないよ。
誰にも、
言えないよ。



約束があるから。




そう、
ここにしか、
僕はいない。


なのに僕は、
僕を探す。



今日も、
この街で、
風が僕の頬を、
するりと撫でた。

2006/07/15 (Sat)

[119] 朝 煙草と後悔
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朝 煙草の煙
溜息よりも重く吐き出す
だけど僕の顔を覆うように漂う
過ちを隠すように

自分以外のすべてに嘘をついて
そうすることで
結局自分にも嘘をついて

ああちくしょう
煙が目に染みて涙が滲む
勘違いした涙が溢れて
僕が慌てて空き缶に押し込んだ煙草と後悔
消えたのは煙草だけ

2006/07/14 (Fri)

[117] 輪廻
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間に合うか
間に合わないか
ウサギは遥か遠く
追いつけるか
そんなアリスになった気分で
間に合わないと
悟ったから
僕の息子にバトンタッチ
とりあえず頑張ります
そういう親孝行




poem2021

2006/07/09 (Sun)

[114] はい。
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いろんな感情が混ざって
吐き出していた

それを笑顔で眺めたとき
ああここで
僕はとりあえずここで
けじめをつけなきゃって
思ったのです

2006/07/03 (Mon)

[112] 
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そんなんじゃないんだと
目の前の不確かな事実を
必死に否定して
その事実に真実を描く
他でもない犯人は僕だ

描きそびれた君の顔を今
虹に重ねて描くよ
雨はさっきやんだのに
それは涙色に染まって
そうまさに
虹が姿を消したとき
まさかの雷に
僕は逆光で顔を失った

2006/06/25 (Sun)
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