詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
崩すことはできない
僕はそこに立ってるから
積み木とは違うんだ
崩すことはできない
うまくごまかして
リスタートしても
結局は昨日の延長線上
終点や到着点だって
決まってない
人生に変化を与える
エピソードを待つより
途切れることなく挑戦
僕らは生きている
僕らは旅人
さあ行こう
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君が見つけた虹は
きっとホンモノだから
吹き荒れた嵐も
嘘にはできないから
目を閉じてもいい
だけどいつも感じて
僕らは幸せになるしか
それしかないから
きっとそれが嬉しいから
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季節の変化についてゆけず
風邪をひいてしまったよ
桜はほとんど散ったけれど
結局今年も花見に行けず
桜の花を散らす雨が
夜には寝苦しい湿りを連れて来る
どれほどあなたを想っても
雨に打たれて散らされてしまうような
そんな気がして
今の僕の愛はそれほどでしかないんだと
思った夜の夢に君がいた
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あの頃
僕はエッチマントンネルを抜けて
ザリガニを獲りに行った
田螺やアメンボはいらない
ハサミのかっこいいザリガニだけでいい
目の前に広がる
田んぼを走り
用水路を飛び越え
音だけの世界に
穴を開けた
エッチマントンネルを抜けて行くんだ
卑猥な言葉が僕をドキドキさせた
今日も行くんだ
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元気そうだね
渇いた僕の唇がそんなことを言う
うん元気でやってる
潤った君の唇が言う
髪を染めたんだね
と僕
あ…うん
君の返事
似合ってる
僕の渇いた声
ありがとう
と君
じゃあまたね
僕
さよなら
君
うん
僕
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雨の音が聞こえる
見ていたテレビは
つまらなくなって消した
雨の音が聞こえる
安らぎとは違う
僕の頭の中の空白に似た
雨の音が聞こえる
くだらないと言われても
ただ君のすべてが愛しい
雨の音が聞こえる
部屋の至る所に
孤独が潜んでいるから
雨の音が聞こえる
雨は僕を憂鬱にする
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黄金色の液体に潜んでる
リフレッシュな気泡に
頭の中はハジケソウダ
官能的な感じさえしてる
警戒解除された
小さな広場には
暗雲だけが立ち込めていて
そこに僕の意思や理解や
希望する未来はないのでしょう?
裸の女が僕を癒すだけ
転んでくたばる前に
前のめりで掴むのだ!
ほら輝いてる虹を
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お前が出てくる夢を見た
少し安心しちゃったよ
なぜかな
お前はここにいないのに
夢の中で笑うお前に
俺もふっと
笑顔を取り戻したよ
元気そうだな
なら別にいいんだ
暇を見つけて
一緒に酒でも飲もう
お前のためなら
いくらでも時間はある
だからそれまでは
また夢でそっと会おう