詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
それなら僕が
そのときは僕が
拳を固めて
君を守るよ
僕がそばにいるよ
両手広げて
確かに後ずさった
確かに後腐った
処理できずに
処置だけして
信頼ないなら
仕方ないかもね
森羅万象
何ひとつ変えられず
自分の顔さえ
間違えたのなら
もう君が決めて
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今日もこんな時間に帰宅
やれさてはて
疲れたしすぐに寝よう
ただなんか寂しいな
やれさてはて
恋でもしたいのか
あながち間違いではないか
時を引き連れ歩く
暗闇とは呼べない
どこか薄紅い空模様に
やれさてはて
もうすぐ家だ
妙な温もりのある風
自分の体温に近い
やれさてはて
寂しい
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僕の目を見て
それで伝わるのなら
それで嬉しい
何も言わなくても
それで伝わるのなら
それで嬉しい
けれど
やっぱり話そう
僕と話そう
だから
今すぐ愛に生きて
伝えたいんだ
伝えてほしいんだ
話そう
言葉はときに無力
だけど何度でも話そう
僕と話そう
愛に生きて
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コンパスに取り付けられた鉛筆のように
中心から離れず
そして近付かず
円を書き続け
濃く太い線を辿り
同じ風景を
何度も見ては涙す
打ち出して
打ち消して
一進一退
匍匐前進
遠心力に歯向かう心
必死に抑え
30回目の朝が来たとき
それでも
どうしようもなく
君が好きでした
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じゃあ
あの星はあなた
そのとなりに私
夜空を見ながら話したね
いつでも私は
あなたのとなりで
鏡となって
あなたの放つ全てを
映し出すよ
じゃあ
あの雲はあなた
そのとなりに私
小さな子供もいるよ
あなたが生きる
その意味は私
私がいるから
あなたは生きる
それは私も同じ
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準備運動したならば
流れ星を追い抜いて
天の川を飛び越えて
宇宙人を驚かす
大きな声で叫ぶんだ
僕の好きな娘ゆりちゃんだ
宇宙で1番可愛いんだ
だけどもし
だけどもし
宇宙人がゆりちゃんに
興味を持ったらどうしよう
怖いよな
怖いよな
だからひっそり囁いた
あのね
ゆりちゃん大好きだ
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何気ない愛情じゃ生き残れない時代だ
日本中どこにでもある愛を求める旗印
愛情の大きさを自然の何かに例えたり
よく冷やして一気飲みしたり
懐で温めて啜ってみたり
だからあえて僕は
自分の気持ちを「好き」というそれに込めて
君だけに愛を歌うよ
韻も踏んでないし
ましてどこにでもある言葉
ただ「君が好き」
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魔法の力があればいいな…
そんな空想の中で
眠りにおちる
そうして夢の中で目を覚ます
夢の内容は全く覚えちゃいないけれど
最終的に今日も君が好き
それが僕の原動力
缶コーヒーは得意じゃない
でも君を待つ間に飲み干してしまう
優しい太陽の光の下で
君を待つ
単純な愛するという気持ちのままに
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僕らは
失うことを怖れ
足りないものを求め
ただそれだけで
自分たちの大切なものが何なのか
全くわかっちゃいない
それが悪いことかは
誰にもわからないけれど
母を探す少年の歌
腰を痛めた卑屈な女性の歌
野原であの人を想い歌っていた少女の歌
語られない歌が
明日も僕らを責める