木陰に座って本を読む君に少しずつ近づいていつ声をかけようかこのまま通り過ぎようか夏の気だるい空間惰性が足を運ぶ君が近づいてきてうつむいた君の胸元目をそらせずに君の白い肌が透けてそのまま真っ白に弾けてああ君はなんて可愛いんだろう汗が頬を伝って永い瞬きのあと君の驚いた瞳と見つめあった
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