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詩人:アルバトロス [投票][編集]

木陰に座って
本を読む君に
少しずつ近づいて
いつ声をかけようか
このまま通り過ぎようか

夏の気だるい空間
惰性が足を運ぶ
君が近づいてきて
うつむいた君の胸元
目をそらせずに
君の白い肌が透けて
そのまま真っ白に弾けて

ああ君はなんて可愛いんだろう

汗が頬を伝って
永い瞬きのあと
君の驚いた瞳と見つめあった

2010/08/24 (Tue)

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