そんなんじゃないんだと目の前の不確かな事実を必死に否定してその事実に真実を描く他でもない犯人は僕だ描きそびれた君の顔を今虹に重ねて描くよ雨はさっきやんだのにそれは涙色に染まってそうまさに虹が姿を消したときまさかの雷に僕は逆光で顔を失った
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