ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 秋風の恋

アルバトロスの部屋


[145] 秋風の恋
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

キンモクセイが香る
僕らの帰り道
ふたつ並んだ雲が
秋色に染まる


植物性が香る
君の髪の匂い
夕暮れせまる街が
秋色に染まる


そして
君の頬も
秋色に染まったなら

そう僕は
思いながら
少し切ない溜息をついたのです

2006/09/25 (Mon)

前頁] [アルバトロスの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -