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アルバトロスの部屋


[150] アルバトロスの詩3
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

風の一生のように
僕の一生も
始まりと終わりがわからない
一瞬なのだと
星になった君が輝きながら
そっと耳もとで
僕に教えてくれた

だからその夜
溜め息の僕
両手で囲った月を眺めて

なんだ
全部ちっぽけなんだ
そう呟いて
そうして朝に
また朝に
また明日の朝に
君に笑顔を約束する

2007/03/09 (Fri)

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