風の一生のように僕の一生も始まりと終わりがわからない一瞬なのだと星になった君が輝きながらそっと耳もとで僕に教えてくれただからその夜溜め息の僕両手で囲った月を眺めてなんだ全部ちっぽけなんだそう呟いてそうして朝にまた朝にまた明日の朝に君に笑顔を約束する
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