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アルバトロスの部屋


[200] 伝えることがない詩
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

雨が降ってきた
だから僕は空を睨んで叫んでやった

「おおい雲やい。お日様を隠すんじゃあないよ。せっかくの雨がキラキラ輝かないじゃないか。お日様を出しとくれ」

そうしたら雲の奴は
雨を連れてどっかにいきやがった
そういうことじゃないのにさ


外では大きな水溜まりに大きな虹が映っていた

2007/06/23 (Sat)

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