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アルバトロスの部屋


[320] 軽はずみと何となくの世界
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

死にたいと
君が言った

死ぬって何だろう
天国に行くこと?
地獄に堕ちること?
全て無になること?


生きようよ
僕が言った

生きるって何だろう
涙枯れるまで泣くこと?
空が晴れるまで笑うこと?
ただ呼吸をしていること?


軽はずみと
何となくの繰り返し
それは木漏れ日のように優しく
それは北風のように気まぐれ

わかっているのは
わからないということ

2009/03/16 (Mon)

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