忘れてはいなかった でも願いが現実になるなんて 思いもしないじゃない 気がつけば 君とは別の温もりに包まれて 眠りについていた それはそれで 居心地悪くないし すごく幸せなんだけど 何か違う 何か違うんだよなぁ いまさら塗り潰せない大切な宝物が 両手をふさいでいて 君の手を無視した
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