ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 網戸

アルバトロスの部屋


[347] 網戸
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

いつのまに破れたのか
ボロボロになった網戸

しばらく存在を忘れていた
暑くなるまで気がつかなかった

久しぶりに窓を開けたら
これだから困る

ああ君もか

隠喩で罪悪感を迂回させ
ちょっとだけ笑ってしまう

すまない
それでは済まない

2010/07/03 (Sat)

前頁] [アルバトロスの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -