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アルバトロスの部屋


[434] あの日見た夢が許してくれたら
詩人:アルバトロス [投票][編集]

夜の星が遠くなっていく
何もなかったのだろうか
でも忘れることなんてない
そうして明日も生きていく

思い出に見つからないように
僕は息を潜めている
彼はいなくなったのに
彼の声が耳元で聞こえる

一瞬のことだったのかもしれない
長いインテルメッツォの休符を数えながら
あの日見た夢が許してくれたら
君にそっと微笑んでほしい

あの日はいつも背後にいる
僕はいつも怯えている
そう忘れることなんてない
そうして明日も生きていく

あの日見た夢が許してくれたら
僕は君に夢を語りたい

あの日見た夢が許してくれたら
僕は君のために生きていく

彼は何て言うだろう
勝手に想像してみるしかないよね

2019/12/16 (Mon)

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