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アルバトロスの部屋


[60] メグル
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

コンパスに取り付けられた鉛筆のように
中心から離れず
そして近付かず
円を書き続け
濃く太い線を辿り
同じ風景を
何度も見ては涙す

打ち出して
打ち消して
一進一退
匍匐前進

遠心力に歯向かう心
必死に抑え
30回目の朝が来たとき
それでも
どうしようもなく
君が好きでした

2006/03/16 (Thu)

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