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ココから逃げようとするたび
繋がれた鎖が体を締めて痛い
今までキミにあげた甘い言葉を
この手で全て拭う日も
近いかもしれない
ココから離れようと引っ張った
繋がれた鎖もいつの日にか
耐えきれず 切れるかもしれない
それはもう既に 覚悟しているの
飼い主が居なくなったら
アタシはノラになる
なりたくて なるんじゃないの
ただノラに戻るだけ
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あなたなら心配しなくとも
そのうちカワイイ子が
猫みたく寄ってくるよ
いつも後ろにくっついてくる
愛らしいコが
「あたしもそんなネコだった」
私は
変えられないモノを
素直に受け入れるほど
柔らかくはなく
おとなしくしてはいられないよ
あなただから大丈夫よ
そのうちカワイイ子が
猫みたく寄ってくるよ
あなたの言葉を聞くと
くっついてきてくれる様なコ
「あたしもそんなネコだった」
私はもう 引退するよ
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鏡に映る この人は誰だろう
君はこの人が見える?
鏡に映る この人は誰だろう
僕なはずなんだけど 僕じゃないんだ
どうしたら鏡に映れるだろう
ショーウィンドウに映るアナタはだぁれ?
鏡に映る この人は誰だろう
何度割っても変わらないよ
鏡に映る この人は誰だろう
君には僕が見える?
僕には僕が見えない
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目を閉じれば
何も見えず
耳を塞げば
何も聞こえない
口を開くことを
やめても
完全には防御出来ないんだ
ココロだけ
打たれ強くなるか
麻痺してしまうか
どっちかにしてよ
もうこんな弱々しい
自分にはこりごりなんだ
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伝えたいこと
たくさんあるよ
だけど ねぇ
何から伝えればいいか分からない
聞きたいこと
たくさんあるよ
だけど なぜだか
だいたいの答えは見えてる
口にしたいこと
たくさんあるよ
だけど ねぇ
たくさんありすぎて
聞いてほしいこと
たくさんあるよ
一言返事で 笑ったりしないでよ
軽くかわしたりしないで
どうしようもない事でも
ねぇ 真剣に聞いて
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“好きにならなきゃよかった”
“嫌いになれたらどんなにラクか”
よく聞く この言葉が
重くて ココロが潰されそうになる
だけど なぜだか
“出会わなければよかった”とは
思いたくても思えないよ
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本当に伝えたいことほど重くて
ココロん中 溜まりやすいんです
本当に伝えたいことほど重くて
口まで持ってくの大変なんです
相手のココロに届けるのは
もっともっと大変なんです
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あたしが居なくなったところで
さて 何が変わるだろう
きっと何も変わらないだろう
痛くもカユくもなく
昨日と変わらぬ青空が
あなたの世界に広がる
何かに頼らずにはいられない
あたしとは違うから
あたしが居なくなったところで
さて 何が変わるだろう
きっと何も変わらないだろう
だって あなたは
あなたは強いから
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まるで子供がおもちゃを 欲しがるように
あのヒトが欲しいと思った
だけど ヒトはヒトだから
誰かにねだる事も出来ず
ただ もどかしさにかられていた
あのヒトと 隣に居る事が出来ても
決して自分のものにはならない事
分かっていたけど
それでも
自分のものにしたくて
まだ もどかしさにかられている
まるで子供がおもちゃを 欲しがるように
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あなたに会うのが恐くて
あたしは今ココにいる
中途半端は嫌いなのに
あたしは今ココにいる
あなたを目の前にすれば
あたしは手を伸ばしてしまうだろう
でもそれは不本意なんだ
あなたに触れてしまうことが恐くて
あたしは今ココにいる