詩人:USAGI | [投票][編集] |
言い出せない言葉がある
言葉に出来ない想いもある
口に出せず
胸に舞い戻った言葉達を
文字に映し出してゆく
時には 誰かを想い
今日も僕は
ここでウタう
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偶然 乗った列車
そこにその人は座っていた
色々積まれてあった隣の席
僕は敢えて聞いてみた
『そこ、空いてますか?』
するとその人は言った
『ここは指定席だよ
だけどもう長い間空いてるんだ』と
慌ててチケットを見ると
そこは紛れもなく僕の席だった
心の中でつぶやいた
「降りる駅が一緒だといいな」
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言いたいコトバがあるから
その口はあるんだろう
聞きたいコトバがあるから
その耳はあるんだろう
胸の内をコトバにするのは
どうしてこんなにも
難しいのだろう
そのコトバを口にするのは
どうしてこんなにも
力が要るんだろう
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きっと どこかにあるんだろう
ココロのずっと ずっと奥の方に
“どうせ 裏切られるんだろう”
きっと どこかにあるんだろう
ココロのずっと ずっと奥の方に
“誰か この手を握って”
ココロのずっと奥の方に
ココロのずっと ずっと奥の方に
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探し歩いて
着いたそこが居場所であっても
また歩き始めてる
キリのない 居場所探し
きっと 僕は
もしかしたらあなたも
探し続けてくんだろう
“居るべき場所”を
今日も
明日も
あさっても
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偽善だと思ってもいいよ
信じるには少し力が要るから
全てとは言わないけれど
少しでも伝わればいい
その心に
この想いを
ウソだとは思わないよ
君の事を信じているから
全てとは言えないけれど
なるべくたくさんの事理解したい
躊躇せずに教えてよ
その想いを
その想いを
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なんだか
人は熱すぎて、
群れてる人達はもっと熱くて、
近付けないままでいた。
だけどある日勇気をもって行ってみた。
あの人の元へと。
やっぱり人は熱かったけれど、
不思議な事に慣れてきて
なんだか心地良くなってきた
その時気付いた
熱いと感じていたのは錯覚で
自分が冷たかっただけだったんだと。
だけど人はその温度に慣れて
温もり忘れて
離れてくんだろう。
だけど僕は忘れないでいよう。
この温度を
できれば君も
忘れないでいて