詩人:USAGI | [投票][編集] |
吠えたてる犬
車のクラクション
ヤブ蚊の笑い声
誰も聞いちゃいない宣伝カー
耳をつく雑音の中
取り出したヘッドフォン
聞こえるのは君の声だけでいい
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キミと 僕と
愛と お金さえありゃ
もうほんとなにもいらないなぁ
他にはなにもいらないよ
でもさ
そういうわけにはいかなくて
ガラクタの中に2人は居る
それでも2人ならいいな
2人なら
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ふとした瞬間に
依存してる事に気付いて
あなたを突き放してしまう
ふとした瞬間に
弱い自分に気付いて
意味のない強がりが始まる
なにがしたいのか
なにを言いたいのか
なにを伝えるべきなのか
急に分からなくなる
私は どうしたらいい
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誰が何をしようが関係ない
誰が何を言おうが関係ない
君がどこに居ようが
誰と居ようが
何をしようが関係ない
関係ない
ただ1つ悔しいのは
僕がこうして
素直になれない事
君が誰よりも知っている
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言葉じゃ伝わらない想いを
体温で満たして
体温だけじゃ伝わらない想いを
言葉で君に放つ
言葉だけじゃ伝えられないように
誰かが仕組んだとしか思えない
嬉しい罠の中で
君と話そう
“カクシコトバ”
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このままにしとくと破裂しそうで
重くてどこかに置きたいんだけれど
今あなたに預けられるものならば
そんな楽な事はないのだけれど
そろそろ限界だわ
だけど肝心のあなたが居ない
困ったな
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裏切りを恐れて
信じるのをやめた
この人なら、と
期待するのをやめた
そうしていつからか
人を見るのをやめた
するといつのまにか
自分が人じゃなくなっていた
裏切りを恐れて
人を信じないのをやめた
気付かせてくれてありがとう
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とろける程甘かったと思えば
少し焦げた様にほろ苦くなる
胸が苦しくなる程すっぱかったと思えば、
しかめっ面になるくらいしょっぱくなる
あなたと居る時だけに
ふいに飛び込んでくるこの味覚
口にした事はないけれど
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あなたがあなたを保っているものは何?
あなたがそうやって立っているのは何故?
あなたが向かうその先にはなにがある?
気付いた事があるの
あなたの目がいつもキラキラしているのは
あなたが見つめるその先に光る物があるから
そして気付いた思いがあるの
あなたの目はいつもキラキラしていて
私はそれを羨んでいること
とてもとても 羨んでいること